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1923年9月1日に発生した関東大震災に由来し、9月1日は「防災の日」に制定されています。この機会に災害に備え、今できることを考えてみましょう。
問い合わせ 防災政策課【電話】内線2407、【FAX】(50)8437
〈ローリングストックについては地域保健課【電話】(50)3592、【FAX】(28)2020〉
関東大震災震源域の直上にあった神奈川県では、県内全域で強震や津波、火災などによる被害が多発しました。本市でも、全家屋の78%が全半壊し、家屋の倒壊や津波による死者が200人以上にのぼるなど甚大な被害がありました。また、鉄道の途絶やライフラインの損壊による被害も大きく、停電の復旧には1カ月近くかかっています。
混乱から復興へ
震災後、自警団とよばれる民間団体や警察・軍隊が、救援活動や治安維持のほか、がれきの撤去作業や道路の修繕などの復旧事業を行い復興につなげました。
震災から学んだこと
関東大震災では住宅の全壊により、初期消火ができなかった火が燃え広がり、火災による死者を多く出しました。さらに工場の倒壊による犠牲者が多かったことから、震災以降大規模建物においては鉄筋コンクリート造りが主流となりました。また都市部では耐震基準が規定され、住宅の耐震化が図られることとなり、今日の建築基準法のもととなっています。
本市には関東大震災に関連する自然災害伝承碑が7カ所にあり、災害の様子や被害状況などが記載されています。当時の被災場所に建てられていることが多く、防災意識の向上に役立っています。
防災政策課
のページをご覧ください出典=写真…神田写真館「藤沢町大震災写真帖」、文…内閣府防災情報 報告書「1923関東大震災」
ふじさわ防災ナビ(小冊子版)
いざという時に慌てず避難できるよう、日頃から避難行動を確認しておきましょう。防災政策課
、各市民センター
・公民館
で配布している「ふじさわ防災ナビ~いま、わたしたちにできること」の冊子をぜひご活用ください。
防災政策課
のページからもご覧になれます津波フラッグ
津波フラッグは、津波警報などが発表されたことを知らせる、赤と白の格子模様の旗です。海岸などでこの旗を見たら、直ちに高い建物などに避難しましょう。
大規模災害に備え、防災関係機関との連携を図ることなどを目的に、総合防災訓練を実施します。見学してみませんか。
とき
9月2日(土)午前10時~午後0時30分
ところ
内容
六会日大前駅
西口と消防防災訓練センター
間でシャトルバスを運行します問い合わせ
危機管理課【電話】内線2432、【FAX】(50)8401
ローリングストックとは
普段から使う食材を多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足す備蓄方法です。これにより、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つことができます。大規模な災害が起こると物流機能やライフラインの停止により、食品が手に入りにくくなることが想定されるため、3日分(できれば1週間分)以上備蓄をしておくと安心です。
おうちで無理なくローリングストックを
非常時には食料が手に入りにくくなり、たんぱく質やビタミンなどの栄養素が不足しがちです。家族の状況に合わせて「主食・主菜・副菜」をそろえると、栄養バランスが整います。とくに乳幼児や高齢者、疾病などにより食事制限が必要な方など、食事に配慮が必要な方は、自身に合った食材や必要なものを多めに備蓄しておきましょう。
ローリングストックのメリット
備蓄用食品の選び方、災害時に役立つレシピなどはこちらのページからご覧になれます。