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更新日:2019年10月11日

 

藤沢市教育委員会『教育長の窓 No.154』

2017年(平成29年)8月 教育長の窓 No.154

『主体的 体験的に学ぶ夏休み』

201708

 今年の夏も、集中豪雨や台風による被害が各地で発生しています。とりわけ、7月初めの集中豪雨では、九州北部が甚大な被害に見舞われました。被害にあわれたみなさまに心からお見舞い申し上げますとともに一日も早く日常生活を取り戻されることを願っています。

 8月になり、夏休みもカウントダウンに入りました。子どもたちは、夏休みの間に、さまざまなことを体験していることと思っています。

 夏休みに入って早々の7月26日には、小学校では「水泳大会」が開催されました。35校の小学校を2つのグループに分け、南部の本町小学校会場と北部の湘南台小学校会場で実施されましたので、私は、6年生の希望者が参加する湘南台小学校会場の午前の部に行きました。あいにく、小雨模様の少し肌寒い天候でしたが、自由形や平泳ぎの25メートルまたは50メートルに挑戦したり、夏休み前までの練習の成果を生かして、25メートルを泳ぎきることに挑戦する姿に、とても感動し、元気をもらいました。また、中学校では、総合体育大会で各種目の競技が行われました。そのような中、鵠沼中学校サッカー部は、県の大会で優勝し、関東大会において準優勝し、全国大会出場を決めたという朗報が入ってきました。全国大会においても優勝をめざして活躍してほしいと願っています。文化部では、秋の文化祭に向けての準備を始めていると伺っています。

 学校関係だけではなく、「ビーチバレー大会」「ビーチサッカー大会」「JC杯サッカー大会」など、各種団体が企画してくださるさまざまな大会が行われており、子どもたちが積極的に参加している姿に出会います。8月末には、少年野球の秋季大会の開会式も行われます。

 夏休み期間は、子どもたちが、自ら「したいこと」に挑戦できる良い機会です。好きなことを見つけ、そのことに集中できる、そんな期間としての夏休みを過ごし、9月に向けてのエネルギーを蓄えてほしいと思っています。

 夏休みは、子どもたちだけではなく、教職員も、学校の課業期間中にはできない学びができる期間です。

 藤沢市には、教職員の研修の場として、教育文化センターがあります。夏休み期間には、たくさんの研修講座を用意し、教職員が、「学びたい」と思っていることに応えるように努めています。

 研修の内容としては、まず、市民のみなさまも参加可能な「教育文化講演会」があります。今年は、8月9日水曜日に行われ、静岡産業大学教授の小澤治夫氏を迎え、「子どもを一人前に育てる生活習慣の法則~一流スポーツ選手、タレント、東大生、作家から学ぶ~」と題して、ご講演をいただきました。

 同じく市民のみなさまも参加できる講座として、「一般研修」があります。藤沢の教育史に関することや藤沢の自然などが学べます。

 そのほか、教職員向けの「専門研修」として、支援教育、ユニバーサルデザイン、子ども理解、教育評価、いじめ防止など今日的な課題をテーマとした「教育課題研修」や教育実践力を高める基礎的な研修としての「教科・領域等研修」、授業の見方、子どもを見る見方、授業デザイン、授業リフレクションの技法を身につけることで、授業者としてのスキルアップを図る「教育実践臨床研修」、教育経験の浅い先生方を対象とした研修講座としての「土曜研修講座」があります。課業期間中は、教職員が学校を離れて研修をしにくい環境にありますから、夏休みは、研修の良き機会だとも言えます。

 もちろん、教育文化センターが主催する研修だけではなく、全校各地の研修を調べて出かけたりする教職員もいますし、長期的に一つのことを学ぶ計画を立てている教職員もいます。

 決められた研修ではなく、主体的に学ぶ姿勢こそ、子どもたちにも通じる教職員のやる気ではないかと思います。

 教職員には、5日間の夏休みがあります。年次休暇とあわせて、旅行にでかける方もいらっしゃいますが、心と体をリフレッシュさせることや視野を広げることも大切なことだと思っております。鋭気を養って9月を迎えてほしいと思います。教職員の元気が、子どもたちの元気に繋がります。

 夏休み中、子どもたちは、各家庭で過ごす時間と地域で過ごす時間がとても多いと思います。一人ひとりが充実した時間が過ごせ、9月が迎えられますようご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。

情報の発信元

教育委員会教育部教育総務課

〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎3階

電話番号:0466-50-3556(直通)

ファクス:0466-50-8424

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