Facebook Instagram YouTube
2026.1.10-2026.3.15

企画展 制作・展示支援プログラム Artists in FAS 2025展 小山友也/dabada/平松可南子/Lvdiankk

「Artists in FAS」は藤沢市アートスペース(以下FAS)が多様な創作活動に携わるアーティストたちに、制作の場と発表の機会を提供するアーティスト・イン・レジデンスプログラムです。10回目を迎える今回は、外部審査員(笠原恵実子氏[美術家/多摩美術大学教授]、田中みゆき氏[キュレーター/プロデューサー])によってインスタレーション、パフォーマンスを中心とした作家4名(組)が選出されました。展覧会に先立ち、2025年10月から約3ヶ月かけて滞在制作を行ったアーティストたちの作品を展示します。湘南の人々や歴史への丹念なリサーチによって生まれた作品をぜひご覧ください。


会期

2026年1月10日(土)〜2026年3月15日(日)

休館日

月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は、翌火曜日が休館)

開館時間

10:00-19:00(入場は閉館の30分前まで)

観覧料

無料

会場

藤沢市アートスペース、ココテラス湘南ビル内共用スペース

主催

藤沢市

後援

神奈川新聞社、株式会社ジェイコム・神奈川、レディオ湘南

協力

特別協力:
一般財団法人藤沢市開発経営公社(ココテラス湘南)、公益財団法人藤沢市みらい創造財団



入選アーティスト

 

 

 

 小山 友也 コヤマ ユウヤ

 

 

 

埼玉県出身。2015年東京造形大学大学院修了。
主な展覧会に、2019年個展「DONUT PLANET」(Art Center Ongoing /東京)、2022年「進行形の村越後妻有・大地の芸術祭2022Ongoing Collectiveとして参加)」(愛知)、2025年「同伴分動態」(Art center BUG/東京)など。交感の方法を分析・抽出・転用し、既存の枠組みに従属している身体の可視化と侵食を行い、未来と自由を模索する。

《パフォーマンス:表現しない》2025年

《制圧する看視員:されるアーティスト》2025年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 Lvdiankk リョテン

中国・重慶出身。2018年中央美術学院絵画専攻を卒業後、2024年から多摩美術大学大学院彫刻専攻に在学。
主な展覧会に、2022年「西瓜樹プロジェクト」(大田秀則ギャラリー/上海)、2023年「treatment2」(opalタイム/大阪)、2024年「都市のリフレーミング」(新宿BEAMS GALLERY/東京)など。現代アートの文脈において、タトゥーと絵画の可能性について注目して制作していたが、2020年から、空間をつかったインスタレーションの作品を制作し始める。噴水、植物、既製品などのメディアを使用して、自身と現在の出来事や場所との繋がりや感触を表現する。

《White fountain》2020年

《昼寝》2024年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 dabada ダバダ

川松康徳(群馬県出身)と山本信幸(岐阜県出身)によるユニット。2010年に結成後、国内外を巡りアーティスト・人・場所をつなぐ活動を展開し、2024年以降はプロジェクトごとにメンバーを編成する共創プロセスチームとして活動している。主な展覧会に2011年「EDINBURGHdabada」(エジンバラ芸術大学/イギリス)、2014年「GUANGZHOUdabada」(広州美術館/中国)、2024年「YAMAMOTOdabada」「AIRdabada」(Maebashi Works/群馬)など。

《YAMAMOTOdabada,AIRdabada》2024年

《呼吸を合わせる》2024年

 

 

 

 

 

 

 


 平松 可南子 ヒラマツ カナコ

大阪府出身。2022年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
主な展覧会に2023年「イ反」(三菱一号館美術館歴史資料室/東京)、2024年「TOKAS Emerging 2024/砂を積む」(トーキョーアーツアンドスペース/東京)など。アリが砂を積む行為や雨のたびに変化する水たまり、噴射しながら重力で形を保っている噴水など、ものが繰り返しあらわれ、変化してゆく現象をモチーフとして描いている。それらのものや事象は、境界線が曖昧で正面性を持っていない。絵と正対した鑑賞だけでなく、展示という状況を含めた絵画表現を模索している。

《砂を積む》2024年

《噴水実験》2025年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


関連イベント

トークセッション

トークセッション

AiF入選アーティスト4組と、審査員によるトークイベントです。藤沢での滞在制作と各々の作品について話します。

登壇者:笠原恵実子氏、田中みゆき氏(以上、審査員)小山友也、dabada、平松可南子、Lvdiankk、(以上、入選アーティスト)
参加費:無料
定 員:30名
対 象:どなたでも(小学2年生以下は保護者同伴)


ワークショップ

ワークショップ「青写真をつくって“散歩”を共有しよう」

2025年 12月06日(土)13:00〜15:00

たわいない日常の風景を青写真にして、アーティストと記憶を共有してみませんか。”散歩”をすることで歴史と日常を交差させた作品を制作するアーティスト、Lvdiankk(リョテン)によるワークショップです。自分の思い出や日常を感じさせる写真やイラスト、雑誌の切り抜きなどをネガフィルムにしたあと、青写真(サイアノタイプ)に現像します。
※ワークショップ中の様子やアーティストとの会話はArtists in FAS 2025 展でのLvdiankkの作品に反映される予定です。

講 師:Lvdiankk(リョテン)
定 員:10名
対 象:どなたでも※小学2年生以下は保護者同伴
参加費:500円(材料費)
持ち物:自分の散歩に関連する写真や絵を1、2枚程度


ワークショップ

ワークショップ「”負けてみる”を練習しよう」

2025年 12月13日(土)14:00〜15:30

仕事や日常生活で「勝ち負け」に巻き込まれたことはないですか?相手を立てる時や、怖い人と対峙する時、気を使わせてしまって居心地が悪かった時。そんな「勝ち負け」に巻き込まれた時に、あるいは自ら巻き込む前に、“わざと”負けてみる。アーティスト・小山友也と一緒に自ら「負けてみる」練習をして、人間社会に生きる私たちの行動について考えます。話したり軽く体を動かしたり、集まった人で試しながら、セーフティーに行います。

※ワークショップ中の様子やアーティストとの会話はAiF2025展での小山友也の作品に反映される予定です。

講 師:小山友也(こやまゆうや)
定 員:10名
対 象:どなたでも
参加費:無料
持ち物:動きやすい服


ワークショップ

ワークショップ「体を動かして描いた線に穴を開けてみよう」

2026年 01月24日(土)14:00〜16:00

線を引くってなんだろう?形をなぞるってなんだろう?「線」と「形」について、アーティスト平松可南子と一緒に考えて楽しむワークショップです。たくさん「線」を描いたら、そこにいろいろな「形」を見つけてミシンで好きな形をなぞってみます。最後は窓に貼ってみんなで作った作品の鑑賞会をします。

講 師:平松可南子(ひらまつかなこ)
定 員:10名
対 象:小学生以上※小学2年生以下は保護者同伴
参加費:500円(材料費)
持ち物:汚れてもよい、動きやすい服装


ワークショップ

ワークショップ「パフォーマンスアート:″雑談″をしよう」

2026年 02月08日(日)14:00〜15:00

環境や相手によって人は言葉を選んだり、内容を変えたり、無意識にその場に即した心境、態度になることがあります。このワークショップでは、アーティストdabada(ダバダ)と一緒に寝ころびながら“雑談”することで自分の言葉でパフォーマンスを行ってみます。いつもと違う話し方(聞き方)で気楽に会話を楽しみながら、作品空間の中でお互いのことを共有してみませんか。

講 師:dabada(だばだ)
定 員:5名
対 象:どなたでも
参加費:無料
持ち物:寝転がってもよい服装


〈お問い合わせ〉

藤沢市アートスペース
(藤沢市生涯学習部文化芸術課)
〒251-0041神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2
ココテラス湘南6階
TEL 0466-30-1816
FAX 0466-30-1817
E-mail fj-art@city.fujisawa.lg.jp

Copyright © 2015 Fujisawa City Art Space, All rights reserved.