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開催履歴


最近の展覧会

あなたが安心して身体を横たえることができ、心許せる人がいて、本来の自分を取り戻せるところは何処でしょうか。

本展では、他者との関わりから個人の生き方を考察する作品を制作している、藤沢ゆかりのアーティスト2名を紹介します。

松下誠子は、平面や立体、アニメーション、パフォーマンスなど多岐にわたる表現により、社会の制度、規範、言説などから個人を守るための「セキュリティ・ブランケット」をテーマに制作しています。今回は、箒、バッグ、枕など、家の中にあるさまざまなモチーフを組み合わせて、強いられた不均衡と抑圧に加え、日常に潜む虚栄心や通俗性、暴力性をもあぶり出すインスタレーションを展開します。

ジョイス・ラムは、香港で生まれ、カナダ、イギリス、日本で暮らした自らの経験をもとに、「家族」の概念や定義を再考する映像作品を制作しています。この度、シェアハウスにおける子育ての様子を追ったドキュメンタリー映像《新異家族》(2021)の続編となる新作を発表予定です。子どもを介してシェアハウスの住人たちが緩やかにつながり、ともに育児に参加する姿を通して、血族だけに拠らない「家族」の在り方を提示します。

両名とも社会における自己の立場をみつめる個人的な営みから出発し、普遍的な問いかけをもつ作品へと昇華させています。本展は、目まぐるしい変化の時代に、個々人がより自分らしく生きるための方途を探る試みでもあります。


最近のイベント

ワークショップ終了しました

みんなのもので誰のものでもない絵を描こう Let’s paint the only one picture of everyone’s.

2023年 09月02日(土)14:00-16:00
2023年 09月03日(日)14:00-16:00

「マルパ(MULPA)」は、 神奈川県内の美術館や美術施設、芸術祭連携団体が運営しています。
「マルパ(MULPA)」は、 地域に住む誰もが気軽に美術施設に行くことができるように、ワークショップをしています。
今回は、日本で長く活動している、イラン出身のアーティスト、ホセイン・ゴルバさんが絵を描くワークショップをします。


講師:ホセイン・ゴルバ(アーティスト)

通訳:段田尚子(イタリア語←→日本語)

参加費:無料


① ワークショップ「みんなのもので 誰のものでもない 絵を描こう」

ゴルバさんが出したテーマから浮かんだイメージを言葉にして、みんなで 物語をつくります。それを1枚の大きな紙に描いて「みんなのもので誰のものでもない絵」を完成させます。

日 時 ||9月2日[土] 午後2時〜午後4時

対 象 ||日本人または外国につながりのある小学2年生〜中学3年生

参加できる人数 || 20人 ※参加する前に申し込みが必要です

 

②作品公開&トークイベント「みんなのワークショップとは?~コミュニティのテーブル、多様性の調和~」

・ワークショップに参加した人から感想を聞きます。
・ゴルバさんと神奈川県立近代美術館・水沢勉館長が描いた絵について話します。

日 時 || 9月3日[日]午後2時〜午後4時

対 象 || 誰でも参加することができます

参加できる人数 || 30人 ※参加する前に申し込みが必要です


  ホセイン・ゴルバ さん

1956年イラン・バーボルで生まれる。1976年からイタリアに住んで、美術学校を卒業。ヨーロッパで 多くの個展、グループ展などで活動。1997年から日本に住んで、活動をしている。


ふりがなつきのチラシはこちらから

 


ワークショップ終了しました

岩絵具を使っておばけを描いてみよう –定員に達しました–

2023年 08月20日(日)14:00-16:00

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