＜４ 月(がつ) 種(たね)もみまき＞

　 稲作(いねづく)りは、 種(たね)もみまきから 始(はじ)まります。 明治小学校(めいじしょうがっこう)では、 古来(こらい)からのやり 方(かた)である「 直播(じかま)き」と、 現代(げんだい)のやり 方(かた)である「プラグ 苗(なえ)」というプラスチックのポッドに 植(う)えていくやり 方(かた)を 体験(たいけん)します。「プラグに 植(う)えるのはとても 細(こま)かい 作業(さぎょう)だったけど、とても 楽(たの)しかったよ。どれぐらいできるか 楽(たの)しみ！」

＜５ 月(がつ)　 田植(たう)え！＞

　 大事(だいじ)に 育(そだ)てた 苗(なえ)をいよいよ「 明小田」（ 通称(つうしょう)「めいしょうでん」）の 田(た)んぼに 植(う)えていきます。 前々日(ぜんぜんじつ)には、トラクターを 使(つか)った 代(しろ)かきの 様子(ようす)を 見学(けんがく)しました。

　田(た)んぼ 初体験(はつたいけん)！ひんやりとした、やわらかな 泥(どろ)の 感触(かんしょく)を 楽(たの)しみながら、 稲(いね)の 苗(なえ)を 一束(ひとたば)ずつ 植(う)えていきます。「 初(はじ)めての 田(た)んぼは、 初(はじ)めはぬるぬるしていて 気持(きも)ち 悪(わる)かったけど、 慣(な)れてきたらとっても 気持(きも)ちよかった！ 大(おお)きく 育(そだ)ってほしいな」

＜７ 月(がつ)　 草取(くさと)り 作業(さぎょう)！＞

　 太陽(たいよう)をたくさん 浴(あ)びた 稲(いね)もすっかり 大(おお)きくなりました。 長(なが)い 夏休(なつやす)みを 前(まえ)に 雑草(ざっそう)を 抜(ぬ)いていく 草取(くさと)りを 行(おこな)います。 稲(いね)の 先端(せんたん)が 目(め)に 刺(さ)さらないように 水泳(すいえい)ゴーグルをしながらの 作業(さぎょう)です。「 田(た)んぼには、 蛙(かえる)がたくさんいて、びっくりした。 稲(いね)もとっても 大(おお)きくなったよ」

＜１０ 月(がつ)　いよいよ 稲刈(いねか)りです！＞

　 今年(ことし)は、 記録的(きろくてき)な 猛暑(もうしょ)で 収穫(しゅうかく)するまでとても 心配(しんぱい)しましたが、なんとか 育(そだ)ちました。「ノコギリ 鎌(かま)」というギザギザの 刃(は)のついた 鎌(かま)で、 一束(いとたば)ずつ 刈(か)っていきます。 刈(か)った 稲穂(いなほ)は、 稲架(はさ)かけという 干(ほ)す 作業(さぎょう)に 入(はい)ります。
　「『ノコギリ 鎌(かま)』を 使(つか)うのはとても 怖(こわ)かったけど、 慣(な)れてきたらとても 簡単(かんたん)にできるようになった。」「 米(こめ)がたくさんできて、とてもうれしかった。」

＜１１ 月(がつ)　 脱穀(だっこく)＆はかまどり！＞

　 米作(こめづく)りのラストは、 干(ほ)した 稲穂(いなほ)からもみをとる「 脱穀(だっこく)」 作業(さぎょう)です。 自走式脱穀機(じそうしきだっこくき)を 使(つか)って 一気(いっき)に 行(おこな)います。 脱穀(だっこく)の 終(お)わった 稲穂(いなほ)は、 後(あと)でわら 細工(ざいく)をするために 殻(から)を 取(と)り 去(さ)る「はかま 取(と)り」という 作業(さぎょう)をします。「はかま 取(と)りの 時(とき)はとっても 寒(さむ)かった！」「 脱穀(だっこく)はとても 怖(こわ)くて 緊張(きんちょう)しました。 一度(いちど)やったら 怖(こわ)くなくなりました。」