特集 ワーク・ライフ・バランスを進めよう 〇〇しながら働く人を応援します
一人一人の状況に応じて、多様で柔軟な働き方・生き方が選べる「ワーク・ライフ・バランス」について考えてみませんか。
問い合わせ 産業労働課【電話】内線2227、【FAX】(50)8419
“〇〇しながら”働く人、働きたい人が増えています
一人一人が、個性やライフステージに応じた多様で柔軟な働き方ができることへの理解と仕組みづくりが求められています。
ワーク・ライフ・バランスとは
ワーク・ライフ・バランスとは、仕事・家庭・地域という3つのバランスを重視した多様な生き方・働き方をお互いに理解し、尊重しあう社会の実現を目指すものです。
仕事に対してやりがいや充実感を感じ、責任を果たしながら、それぞれのライフスタイルや、子育てや親の介護が必要な時期など個人の置かれた状況に応じて、多様で柔軟な働き方・生き方を選べる「ワーク・ライフ・バランス」社会の実現に向けて、その理解と仕組みづくりが求められています。
企業にとっても、ワーク・ライフ・バランスを重視することが優秀な人材の獲得や人材の定着につながるとして、注目されています。
ワーク・ライフ・バランスを推進しています
市ではワーク・ライフ・バランス推進のための会議や市内企業を対象にしたセミナーを開催し、啓発に取り組んでいます。
ふじさわワーク・ライフ・バランス推進会議
労働団体・経済団体・企業・学識者などが連携し、それぞれの立場を踏まえながら広い視点での課題の共有を図り、本市におけるワーク・ライフ・バランスの推進について議論を行っています。
ワーク・ライフ・バランス推進セミナー
市内事業所や市民に向けたワーク・ライフ・バランスに関するセミナーを開催しています。
企業向けのパンフレットを作成しています
市内事業所を対象に、ワーク・ライフ・バランスの必要性、育児や介護との両立支援に向けた国の助成金や相談窓口などを掲載したパンフレットを作成しています。
配布場所
産業労働課
※市のホームページの同課のページからもご覧になれます
男性の育児休業が取得しやすくなります

育児・介護休業法が4月1日から段階的に施行されます。
男性の育児休業取得促進のため、「産後パパ育休制度」が創設され、子の出生後8週間以内に育児休業を4週間まで取得できるようになります。
事業主には、育児休業を取得しやすい雇用環境整備や、妊娠・出産の申し出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置が義務付けられます。
健康経営をご存じですか?
「健康経営」とは、従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員などへの健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上など組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されています。
具体的には、徒歩や自転車通勤をする従業員に手当を支給する、従業員のがん検診費用を補助する、受動喫煙防止プログラムを実施するなどの取り組みが挙げられます。
このような取り組みにより、ワーク・ライフ・バランスを進めましょう。
interview 実践している企業に聞いてみました!

☆取り組みを始めたきっかけは何ですか
デスクワークが多いため運動不足を解消すること、従業員同士が交流することを目的に、創業時からスポーツ大会などを行ってきました。これまで実施していたことの延長線上として、「健康経営」に取り組んでいます。
☆現在、どのようなことを実施していますか
毎朝、始業と同時にラジオ体操を実施しています。以前は昼休みや始業時間前に実施していましたが、始業時間直後に変更したことで参加者が増えました。

適度な運動をすることができるのはもちろん、従業員同士のコミュニケーションの機会にもなり、社内の雰囲気がよくなりました。
☆取り組みのメリットは何ですか
健康経営の取り組みはすぐに会社の収益につながるものではありませんが、健康に対する従業員の意識が高まり、実際に健康になることは、総合的に見て会社の財産となります。まずは出来ることから始めてみると良いのでは、と思います。

(株)テクモ【藤沢市石川】
事業概要
自動車・建設機械を中心に開発協力を行うエンジニアリング会社
従業員数
180人
2020年から健康経営優良法人に認定
テレワークの普及が進んでいます

テレワークとは、在宅勤務やサテライトオフィス勤務など、「情報通信技術(ICT)を活用した場所や時間を有効に活用できる柔軟な働き方」のことです。
市が2020年に行った調査では、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止にあたって、働き方の見直しなど取り組まれていることはありますか」という質問に対し、「テレワークの導入」と回答した企業は26.7%でした。
市では、テレワークの導入に関する課題や相談先をまとめた「ふじさわテレワークガイドブック」を作成しています。

配布場所
産業労働課
※市のホームページの同課のページからもご覧になれます
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