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2025.1.11-2025.3.16
終了しました

企画展Ⅳ Artists in FAS 2024 入選アーティストによる成果発表展 小山裕紀子/斎藤英理/齊藤美帆/伴佳七子

Artists in FAS」は、藤沢市アートスペース(以下、FAS)が多様な創作活動に携わるアーティストたちに、制作の場と発表の機会を提供するアーティスト・イン・レジデンス・プログラムです。9回目となる今回は、全国から56件の応募があり、外部審査員(三沢厚彦氏[彫刻家]、三本松倫代氏[神奈川県立近代美術館主任学芸員])によって、映像、立体、インスタレーションなどを手がける4名が選出 されました。入選アーティストたちは、展覧会に先立ち10月からの約3ヶ月間、FASのレジデンスルームで滞在制作を行いました。その成果を本展にて発表します。藤沢の自然と歴史のリサーチや、市民、そしてアーティスト同士の交流によって生まれた作品をご覧ください。


会期

2025年1月11日(土)〜2025年3月16日(日)

休館日

月曜日(ただし1月13日(月・祝)、2月24日(月・振休)は開館、1月14日(火)、2月25日(火)は休館)

開館時間

10:00-19:00(入場は18:30まで)

観覧料

無料

会場

藤沢市アートスペース、ココテラス湘南ビル内共用スペース

主催

藤沢市、藤沢市教育委員会

後援

神奈川新聞社、株式会社ジェイコム湘南・神奈川、レディオ湘南

協力

特別協力:
一般財団法人藤沢市開発経営公社(ココテラス湘南)、公益財団法人藤沢市みらい創造財団



展覧会チラシ


入選アーティスト

  小山 裕紀子  OYAMA Yukiko

ニューヨーク生まれ神奈川県育ち。
2012年武蔵野美術大学大学院修士課程日本画コース修了、2024年カールスルーエ美術アカデミーでレニ・ホフマンとクリスティアン・エアテルに師事しマイスターシューラーを取得。
主な展覧会に、2024年二人展 「In diesen Raumeintreten」(カリノフスキールーム/カールスルーエ)、2023年クラス展「 gone to see a man about a dog」(ルイスロイギャラリー/カールスルーエ)など。制作過程において、物質から生まれる偶然性や文字と絵画の関係性をテーマに、写真・グラフィックや陶器など様々な素材や手法を用いて空間全体を利用したインスタレーション作品の制作をしている。

《fliegende Papierbahnen》2024年

《fliegende Papierbahnen》部分 2024年


撮影:池添 俊

 

 

斎藤 英理  SAITO Eri

 

 

 

福島県生まれ。
2015年和光大学表現学部芸術学科卒業。
主な展覧会に、2023年「how to make friends」(Art Center Ongoing/東京)、2021年都美セレクショングループ展 2021「暗くなるまで待っていて」(東京都美術館/東京)など。主な上映に、2024年 21st Experimental Film & Video Festival in Seoul(Korean Film Archive/ソウル)、2024年 Prismatic Ground(Anthology Film Archives/ニューヨーク)他、国内外の映画祭で作品を上映。2024年1月にはe-flux Film Award(ニューヨーク)にてSecond Prize を受賞。
記憶や認識など目に見えない不確かな動態をモチーフに、主に映像メディアを用いて制作を行う。

《Social Circles》2023年

《見えないものを想像する》2022年


   

  斎藤 美帆  SAITO Miho

神奈川県生まれ。
2024年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。
主な展覧会に、2023年「移動する視点、通路の彫刻」(メトロ銀座ギャラリー/東京)、2024年「2023年度 武蔵野美術大学卒業制作優秀作品展」(武蔵野美術大学美術館/東京)など。
「何も機能を果たさない機能性」を持った物体“non objective object”シリーズを制作する。意味を持たせることの意味、現実における確かな事実を考え直すための補助的物体を作ることで、社会通念がもたらす窮屈さから、観るものをできる限り解放させることを目指している。

《non obiective obiect #1》 2023年

「2023年度 武蔵野美術大学卒業制作作品展 展示風景」2024年(撮影:柳場 大)


   

   伴 佳七子  BAN Kanako

山口県生まれ。
2024年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。
主な展覧会に、2022年三人展「キッチンで、窓」(SHINBI GALLERY/東京)、2021年「移動する視点、通路の彫刻」(メトロ銀座ギャラリー/東京)など。
石でかたちを彫りだす、膜をはがしとるなどの行為により、身の回りの変化し続ける現象を留めることを試みる。生物や地形のかたちが形成される過程や景色を眺めたときの光の残像など、一瞬で捉えきれないものたちとの遭遇からつくることがはじまる。

《まぶたの裏にて、ひゅっとちる》 2024年(撮影:柳場大)

《まぶたの裏にて、ひゅっとちる》 部分 2024年(撮影:柳場大)


  

トークセッションやワークショップなどのイベントを実施予定しております。

イベントの詳細については、12月中旬頃公開予定!

藤沢市アートスペース公式HP、Instagram、Facebookをご確認ください。


関連イベント

アーティストトーク終了しました

トークセッション

2025年 01月11日(土)14:00-15:30

本展入選アーティスト4人と、審査員によるトークイベントです。藤沢での滞在制作と各々の作品について話します。

登壇者:三沢厚彦氏、三本松倫代氏(以上、審査員)小山裕紀子、斎藤英理、齊藤美帆、伴佳七子(以上、入選アーティスト)
参加費:無料
定員:30名
対象:どなたでも(小学2年生以下は保護者同伴)


ワークショップ終了しました

ワークショップ「おぼえる、つたえる、描いてみる」

2025年 01月18日(土)13:00-14:30

図像を見て覚えたあとに思い出しながら描いたり、二人一組になってジェスチャーをし、その表現を絵にします。

講師:斎藤英理
定員:10名
対象:小学生以上(小学2年生以下は保護者同伴)
参加費:100円
持ち物:動きやすい服装


ワークショップ終了しました

ワークショップ「これ、何に見える? 小さなオブジェを作ろう」

2025年 01月26日(日)14:00-16:00

3Dプリンターで出力した素材とネジや釘などのパーツを組み合わせて、 小さなオブジェを作ります。

講師:齊藤美帆
定員:10名
対象:小学生以上(小学2年生以下は保護者同伴)
参加費:500円
持ち物:汚れてもよい服装


ワークショップ終了しました

ワークショップ「私もアーティスト! 窓から見る景色 〜切って貼って塗ってみよう〜」

2025年 02月15日(土)10:00-11:30

窓に貼った紙に、水彩絵の具やインクなどで色付けし、光の移ろいを感じてみましょう。

講師:小山裕紀子
定員:20名
対象:どなたでも(小学2年生以下は保護者同伴)
参加費:200円
持ち物:汚れてもよい服装


ワークショップ終了しました

ワークショップ「物語でつむぐ、コラージュ絵巻!」

2025年 02月09日(日)14:00-16:00

藤沢市にまつわる絵巻を鑑賞後、写真などを使ってひとり一つのオリジナル絵巻を作ります。

講師:伴 佳七子
定員:16名
対象:小学生以上(小学2年生以下は保護者同伴)
参加費:500円
持ち物:A4のインクジェットプリント写真5枚程度(カットしてもよいもの)、汚れてもよい服装


公募終了しました

【入選者発表!】制作・展示支援プログラム「Artists in FAS 2024」

制作·展示支援プログラム「Artists in FAS 2024

829日に、Artists in FAS 2024の入選アーティストを選出する審査会を行いました。

審査員の三沢厚彦氏と三本松倫代氏が滞在制作および作品プランが記入された応募書類等に目を通し、それぞれ十数名程の候補者を選出しました。その候補者の中から審査員が協議し、4名の入選者が決定しました。

入選(敬称略、50音順)

小山裕紀子(おやま·ゆきこ)神奈川県在住

斎藤英理(さいとう·えり)東京都在住

齊藤美帆(さいとう·みほ)神奈川県在住

伴佳七子(ばん·かなこ)東京都在住

応募総数

56[神奈川県内18件(うち藤沢市内4件)、神奈川県外36件]

審査会の様子


〈お問い合わせ〉

藤沢市アートスペース
(藤沢市生涯学習部文化芸術課)
〒251-0041神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2
ココテラス湘南6階
TEL 0466-30-1816
FAX 0466-30-1817
E-mail fj-art@city.fujisawa.lg.jp

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