ここから本文です。
|
|||||||||||||||||||||||
3月1日~8日は女性の健康週間です女性の生き方が多様化し、ライフスタイルや女性を取り巻く環境も変化しています。健康に対して常に関心を持ち、身体の変化や不調に気付くことが大事です。 問い合わせ 健康づくり課【電話】(50)8430、【FAX】(50)0668 女性ホルモンと心身の変化 一生の中に、小児期、思春期、成人(成熟)期、更年期、老齢期があり、女性ホルモンのダイナミックな変化があります。月経~排卵~月経という毎月の月経周期があり、男性とは異なった心身の変化があります。 女性のライフスタイルは、高学歴化、社会進出、少産化、高齢化により変化していますが、女性の体のしくみ、女性ホルモンの変動は変わりません。このため、子宮内膜症、卵巣がん、子宮体がん、乳がんなどの病気が増加しています。 ![]() やせ過ぎに要注意 若い女性に多いのが、過度のダイエットです。食事を抜いたり、必要な栄養を取らないでいたりすると、健康を損なうだけでなく、美容にも悪影響を及ぼします。 また、女性に多い低血圧や貧血、加齢と共に発症する骨粗しょう症などは、若いときのやせ(低体重)が関係しているといわれています。健康的な食生活を送ることが、将来のためにも大切です。 BMIで肥満・やせをチェックしましょう BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) 18.4以下はやせ(低体重)です。 定期的にチェックし、過度なダイエットに注意しましょう。 更年期からの健康管理 40代に入ると、女性ホルモンの分泌が次第に減少します。特に閉経の前後5年間は、のぼせ、めまい、不安やイライラなど心身に変調を起こし、日常生活に支障を来すほど強い症状が現れる人もいます。 女性ホルモンには、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの増加を抑え、骨を強く保つ働きがあります。更年期以降は女性ホルモンの減少に伴い、脂質異常症や骨粗しょう症になりやすくなります。 動脈硬化は、他の生活習慣病を引き起こす危険もあります。規則正しい生活や栄養バランスのとれた食事、適度な運動などを心掛けましょう。 市では、講演会や個別相談などを行い、生涯を通じた女性の健康づくりを応援しています。 詳細は市のホームページの健康づくり課のページをご覧ください。 自分のために 大切な人のために 受けよう、がん検診子宮がん 子宮がんには「子宮頸(けい)がん」と「子宮体がん」の2種類があります。 子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因で子宮の入口にできるがんで、ほとんどの場合、初期には自覚症状がなく、20~30代でかかる人が増えています。そのため、20歳を過ぎたら定期的に検診を受けることが大切です。 子宮頸がん検診では、がん細胞だけでなく、がんになりそうな細胞(前がん病変)の有無もわかるので、検診を受けることが子宮頸がんの予防にもつながります。 子宮体がんは、子宮の奥にできるがんです。女性ホルモンのバランスや出産経験が関係するといわれ、閉経後の50~60代の方が多くかかります。子宮体がんのサインは不正出血です。不正出血があった場合は、すぐに受診しましょう。 乳がん 乳がんは、女性のがん罹患(りかん)率1位となっており、日本人女性の9人に1人が乳がんになるといわれています。30代から増え始め、40代後半から50代前半でピークを迎えます。 乳がんは、自分で発見することができ、早期発見・早期治療によって治る可能性が高いがんです。若いうちから月に1回、生理の後1週間以内(閉経後は月1回、日にちを決めて)に自分の乳房を見て、指の腹でまんべんなく触る自己チェックを行いましょう。 また40歳以上の方は、定期的に乳がん検診を受けましょう。 マンモグラフィ検診車による乳がん検診とき 3月6日(日)午前9時~正午 ところ 市役所本庁舎 対象・定員 市内在住の1982年3月31日以前に生まれた女性35人(先着順) ※詳細は成人検診のお知らせまたは市のホームページの健康づくり課のページをご覧ください 費用 市の検診と同じ自己負担あり 申し込み・問い合わせ 2月14日(月)午前9時から電話で健康づくり課へ 2021年度子宮頸がん検診・乳がん検診の受診期間は、3月31日(木)までです。早めに医療機関にご予約ください。 |
|||||||||||||||||||||||
|