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更新日:2023年8月18日

藤沢市教育委員会『教育長の窓No.211』

2023年(令和5年)6月9日号教育長の窓No.211

つながる会

「子どもたちの姿に、戻りつつある日常を実感」

 6月に入り、木々の葉が色濃くなり、雨に濡れる紫陽花が美しい季節となりました。新年度が始まって二か月が経過しましたが、年度初めの慌ただしさの中で、時の経過の速さを実感しています。また、新型コロナウイルス感染症については、感染症法上の位置づけが5月8日から5類感染症に変更され、一か月が経過しました。当初は、第9波の到来を予想する報道なども聞かれましたが、現在のところ、大きな感染拡大の情報もないことから、平穏な日々が続いているように感じています。一方で全国的には、インフルエンザなど、新型コロナウイルス以外の感染症の罹患者が報道されていますので、今後も油断することなく、細心の注意を払っていきたいと思います。

 さて、中学校では、体育祭や修学旅行、定期試験などが行われ、今月末からは、部活動の夏季大会やコンクールなどが始まります。中学3年生には、部活動3年間の集大成として、悔いなく取り組んでほしいと願っています。コロナ禍で制限された日々の苦労を糧として、充実した大会やコンクールにすることで、最高の思い出にしてほしいと思います。また、小学校と特別支援学校では、第53回藤沢市立小・特別支援学校体育大会が神奈川県立スポーツセンターの競技場において行われ、観戦してまいりました。よい天気に恵まれ、大きな怪我や体調不良もなく終えることができたことは幸いです。最も印象的だったのは、大きな声を出して応援する子どもたちの姿でした。昨年までは、応援は拍手のみで行っていましたので、その変化から、日常が戻ってきたことを実感することができました。開会式では、鈴木市長や市議会の桜井議長からお言葉をいただきましたが、明るく元気に盛り上がる子どもたちの純粋な反応が、とても微笑ましく感じられました。中学校の体育祭も同様ですが、スポーツには、大きな声での声援が欠かせないと感じました。

 6月3日の土曜日に、大道小学校の体育館において、「藤沢の子どもたちのためにつながる会」の総会と全校交流会が行われました。この会は、子どもたちの健やかな成長を願い、すべての保護者と教職員が、ともにつながりあい、学びあう活動の推進のため、2018年に結成され、今年で5周年となりました。昨今の保護者会活動については、共働き世帯や社会情勢の変化により、全国的にもその意義が問われ始めているところです。しかし、子どもたちの健やかな成長のためには、多くの大人が、温かく見守り支援していくことや、保護者と教職員の円滑なつながりは欠かせません。その意味から、「藤沢の子どもたちのためにつながる会」の果たす役割は重要であると思います。今回の全校交流会では、吉田早苗元教育長から、「えがおでともに」というテーマで講話をいただき、その後、意見交換を行いました。久しぶりの制限のない集まりは、とても有意義な会となりました。

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