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更新日:2023年8月18日

藤沢市教育委員会『教育長の窓No.212』

2023年(令和5年)8月18日号教育長の窓No.212

 mado0818

 

 「未来を生きる子どもたちのために」

 連日、暑い日が続いております。今年の夏は、例年に比べて気温が高く記録的な暑さと言われます。また、残念ながら、今年も台風や大雨による災害が日本全国でたびたび発生し、多くの被害が報告されています。日本の気候が、大きく変化していると感じさせられます。被災されました方々に、心からお見舞いを申し上げます。感染症法上の位置づけが5月から5類感染症に変更された新型コロナウイルス感染症ですが、相変わらず陽性者はなくなりませんが、大きな感染拡大はみられず、夏の行事も数多く開催され、コロナ前の日常が戻ってきたことを実感できる日々が続いています。

 さて、全国的には少子化が進んでおりますが、本市では今後、児童生徒数が減少する地域がある一方で、一部の地域では児童生徒数の増加が予測され、規模の大きな状態が解消されない学校があるなど、市内の地域によって状況が異なることが予測されております。こうした児童生徒数の推移や学校施設の老朽化対策などの視点を踏まえ、「藤沢市立学校適正規模・適正配置に関する基本方針」を令和4年3月に策定しました。この基本方針に基づき、学校を適正な規模とすることを目標とした適正規模・適正配置の取組の具体的な手法と学校名を明記した「藤沢市立学校適正規模・適正配置第1期実施計画(素案)」を令和5年6月に公表し、今年度中には、本計画を策定する予定です。

 この計画は、令和22年度時点で31学級を超える過大規模校であることが予測されている6校のうち、秋葉台小学校を除く、鵠沼小学校・六会小学校・辻堂小学校・鵠洋小学校・八松小学校の通学区域の見直しを行うことを前提として取組を進めます。令和6年度からは、取組対象校5校が属する地区を中心とした市内南北のエリアで、それぞれワークショップを開催し、各地区の保護者や地域住民の皆さまにご参加をいただき、通学区域についての意見を出し合い、お互いの意見を同じ場で共有しながら、地区を超えた話し合いの機会を設けることといたします。

 一方、この計画とは別の取組として、辻堂小学校(児童数1,289人、39クラス)において、今後さらに増加が見込まれているクラス数の抑制を目的として、令和6年度小学校入学予定の方を対象とした「辻堂小学校区就学指定校変更制度」を新たに開始します。これは保護者からの申請により、入学する学校を、本来の就学指定校(辻堂小学校)以外の鵠南小学校と浜見小学校へ変更できる制度で、対象となるご家庭には、お知らせを送付しております。

 教育委員会といたしましては、未来を生きる子どもたちのために、より良い教育環境の整備を目的とし、学校を適正な規模とすることを目標に取り組んでまいりますので、保護者のみなさま、地域のみなさまには、ご理解とご協力をお願いいたします。

藤沢市立学校適正規模・適正配置に向けた取組

情報の発信元

教育委員会教育部教育総務課

〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎3階

電話番号:0466-50-3556(直通)

ファクス:0466-50-8424

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