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更新日:2024年7月17日
消火活動や救助活動など様々な消防の業務の中で、救急活動に携わるのが救急隊員です。その任務は、けがや病気の人に応急処置を施しながら、症状に適した医療機関に搬送することです。
救急隊員は、消防局の通信指令担当からの指令によって出場します。一台の救急車に乗務するのは、隊長と隊員、そして運転を担当する機関員の3名です。まず、機関員は出場現場を地図で確認します。
次に、救急現場では傷病者の症状を観察し、応急処置を行います。観察は、傷病者の症状を知る上で大切な仕事です。救急救命士の資格を持つ隊員は、傷病者が心臓・呼吸の停止状態に陥った時などに、専用電話で医師の具体的な指示を受けながら、(1)電気ショックや薬剤投与で心臓の拍動を正常に戻す。(2)器具を使用して気道を確保する。(3)点滴で血液循環を確保する。などの高度な救急救命処置を行います。
そして、病院に到着すると、医師へ傷病者を引き継ぎ,症状や応急処置の内容などを報告します。
傷病者の搬送後は、署内に戻り報告書を作成し、使用した医療器具の消毒などを行います。
次の救急出場に備え待機している間は、最新の医学情報を確認したり、救急活動の記録から活動の振り返りをするなど、常に救急活動の質の向上に努めています。
救急活動は、24時間休みなく続けられるため、救急隊員は交代制で勤務しています。
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