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2023.01.14-2023.03.19
終了しました

企画展Ⅲ Artists in FAS 2022 入選アーティストによる成果発表展 髙原 悠子/平井 亨季/MATHRAX(マスラックス)/宮田 恵理子

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「Artists in FAS」は、藤沢市アートスペース(以下、FAS)が多様な創作活動に携わるアーティストたちに、制作の場と発表の機会を提供するアーティスト・イン・レジデンスプログラムです。

7回目となる今回は、国内外から75件の応募があり、外部審査員(三田村光土里氏[美術作家]、天野太郎氏[東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター])によって、絵画・立体、映像、写真、メディアアートなどを手がける3名と1組が選出されました。

入選アーティストたちは、展覧会に先立つ10月から3ヶ月半、作品制作のために近隣をリサーチし、FASのレジデンスルームで滞在制作を行いました。その成果を本展にて発表します。

湘南の人々や風土に触れた経験が結実した作品に、どうぞご期待ください。


会期

2023年 1 月14日(土)〜2023年 3月19日(日)

滞在制作期間:2022年 10月8 日(土)-12月27日(火)

休館日

月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は、翌火曜日が休館)

開館時間

10:00-19:00(入場は18:45まで)

観覧料

無料

会場

藤沢市アートスペース、ココテラス湘南ビル内共用スペース

主催

藤沢市、藤沢市教育委員会

後援

神奈川新聞社 株式会社ジェイコム湘南・神奈川 レディオ湘南

協力

一般財団法人藤沢市開発経営公社(ココテラス湘南)、公益財団法人藤沢市みらい創造財団



展覧会チラシ

Artists in FAS 2022 成果発表展チラシ


入選アーティスト

髙原悠子肖像写真 髙原 悠子(たかはら・ゆうこ、TAKAHARA Yuko)

熊本県生まれ。2012年東京藝術大学美術学部絵画科油画卒業。2013-2014年オーストラリアグリフィス大学QCA(交換留学)。2016年東京藝術大学大学院絵画専攻油画研究分野修了。2019年Waria Artbreak AiR Programme 2019(フィンランド)。主な展示に、2022年個展「純粋(小)」(ギャラリー七面坂途中/東京)、2021年「中之条ビエンナーレ2021」(群馬)、2019年「Valo-Hikari」(Valoギャラリー/フィンランド) など。すべての時間や言葉から解放された幼少期の原初的な感覚を再現すべく、水や樹木などの自然物をモチーフとして平面や立体を制作している。本展では初めて大きな板を素材に使い、切り抜いたり着彩したりした作品を展開する。

髙原悠子作品《VALO-TAKI ,VALO-KI 》2019

《VALO-TAKI ,VALO-KI 》2019年

髙原悠子作品《純粋 》2021年

《純粋 》2021年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


平井亨季肖像写真 平井 亨季(ひらい・こうき、HIRAI Koki)

広島県生まれ。2019年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2021年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。
主な展示に、2022年吉田真也との2人展「歩行の筆跡(ディスクール)」(タメンタイギャラリー/広島)、2018年1940’sフジタ・トリビュート(東京藝術大学大学美術館陳列館)など。いつも制作は歩くことから始めている。歩くことで風景の成り立ちやその土地に潜む歴史を足で捲り、その中で見つけた言葉や物を集めていく。そしてそれらを本や模型、アニメーションなどを通して変奏し、作品として再構成している。

平井亨季作品《もつれる舌と足、山と島》2022年

《もつれる舌と足、山と島》2022年

平井亨季作品《もつれる舌と足、山と島》2022年

 

 

 

 


MATHRAX肖像写真 MATHRAX(マスラックス)

福岡県生まれの久世祥三と神奈川県生まれの坂本茉里子によるアートユニット。主な展示に、2022年とよなかアーツプロジェクト メディアアート企画 展覧会「光さす間に」(豊中市立文化芸術センター/大阪)、2020年「ふれて すすむ まえへ - 音と光と香りとともに」 (茅ヶ崎市美術館/神奈川)など。2021年アジアデジタルアート大賞展FUKUOKAインタラティブアート部門入賞〔ステラノーヴァ〕。 “人の感覚とデジタル技術と社会”をテーマに、木や石などの自然物とコンピュータを組み合わせたインスタレーションやオブジェを制作する。光や音や香りを用いたインタラクティブな表現で、体験者に新たな世界を想起させる。

MATHRAX作品《いしのこえ》2016 年

《いしのこえ》2016 年

MATHRAX作品《 うつしおみ》2019 年

《 うつしおみ》2019 年

 

 

 

 

 

 

 

Photo by Kenji Kagawa


宮田恵理子肖像写真 宮田 恵理子(みやた・えりこ、MIYATA Eriko)

千葉県生まれ。2017年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2020年Zurich University of the Arts(Master Fine Art)修了。主な展示に2022年「SCREEN」Rubí International Photography Festival 2022(ルビー・スペイン)、個展「disguise」(Nikon Salon/東京)、「OFF GRID」(ウィーン・オーストリア)など。2022年「PITCHIGRANT」グランプリ受賞、IMA next「OTHER HISTORIES」グランプリ受賞。第46回江副記念リクルート財団奨学生。人間の作り上げた目に見えない哲学的な概念や事象及び歴史をリサーチし、目に見える人工物からそれらを理解しようとする試みを写真と映像を通じて行っている。

宮田恵理子作品《disguise 2021 - ongoing》2021年

《disguise 2021 – ongoing》2021年

宮田恵理子作品《 Aside 2020》2020年

《 Aside 2020》2020年

 


関連イベント

ワークショップ終了しました

電子工作ワークショップ「貝と石のこえ」

2023年 02月05日(日)14:00-16:00

電子部品をはんだ付けして、貝と石を組み合わせた音を奏でるオブジェをつくります。

講師による参考作品

講師:MATHRAX 〔久世祥三+坂本茉里子〕(AiF2022入選アーティスト)
対象:小学生以上(小学生以下は保護者同伴)
定員:8名 ※要事前予約
参加費:3,000円(材料費)
持ち物:髪の長い方はまとめられるゴムなど。汚れても良い服装。

【注意】はんだごてを使います。高温になりますので注意してお使いください。


ワークショップ終了しました

アーティストとともに歴史を紐解くレクチャー「風景の裏へ:三浦半島の震洋基地跡から」

2023年 02月11日(土)13:00-15:00

三浦半島に残る特攻兵器「震洋」の基地跡を訪ね歩き、作品を制作したアーティスト・平井亨季と一緒にそのリサーチを元にまとめた小冊子を読みます。

地域の知られざる歴史をアーティストとともに紐解きます。

リサーチの様子

講師:平井 亨季(AiF2022入選アーティスト)
対象:小学4年生以上
定員:10名 ※要事前予約
参加費:無料
会場:ワークショップルーム


ワークショップ終了しました

ワークショップ「絵の具で遊び、言葉で描こう。」

2023年 02月25日(土)13:30-16:30

デカルコマニーやスパタリング、フロッタージュなど様々な技法を用いて遊ぶ様に絵を描きます。

言葉の書かれたクジを引き、描いた絵の中から一枚選び、言葉のイメージを加筆して作品を完成させます。

どんな言葉でどんな絵を描いたのか、最後に全員で発表し合います。

参考作品

講師:髙原 悠子(AiF2022入選アーティスト)
対象:どなたでも(小学2年生以下は保護者同伴)
定員:15名 ※要事前予約
参加費:500円(材料費)
持ち物:汚れても良い服装、作品を持ち帰る袋(A4サイズが入るもの)


ワークショップ終了しました

「アート×哲学:対話で深まる作品鑑賞」

2023年 03月05日(日)10:00-12:00

アーティストMATHRAXの体験型作品を、ゲストの河野哲也氏(哲学博士)と一緒に鑑賞します。

こどもの視点、大人の視点、ひとりひとり作品に対して感じることは違うものです。

他の人はどう感じているのでしょうか?

こどもから大人まで誰でも楽しめる哲学対話で、作品の理解を一緒に深めてみませんか?

どなたでもお気軽にお越しください。

 
MATHRAX展示会場


河野 哲也(こうの てつや)

立教大学文学部・教授、博士(哲学、慶応義塾大学)。日本哲学会理事、日本学術会議連携委員。

専門は、現代哲学と倫理学。哲学対話を、未就学児から高齢者まで対象として、全国で実践している。代表著作:『境界の現象学:始原の海から流体の存在論へ』(筑摩選書)、『じぶんで考えじぶんで話せる:こどもを育てる哲学レッスン・増補版』(河出書房新社)など。


MATHRAX(マスラックス)

福岡県生まれの久世祥三と神奈川県生まれの坂本茉里子によるアートユニット。主な展示に、2022年とよなかアーツプロジェクト メディアアート企画 展覧会「光さす間に」(豊中市立文化芸術センター/大阪)、2020年「ふれて すすむ まえへ - 音と光と香りとともに」 (茅ヶ崎市美術館/神奈川)など。2021年アジアデジタルアート大賞展FUKUOKAインタラティブアート部門入賞〔ステラノーヴァ〕。 “人の感覚とデジタル技術と社会”をテーマに、木や石などの自然物とコンピュータを組み合わせたインスタレーションやオブジェを制作する。光や音や香りを用いたインタラクティブな表現で、体験者に新たな世界を想起させる。


 

講師:河野 哲也氏、MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕(AiF2022入選アーティスト)
対象:5歳以上(小学生以下は保護者同伴)、ご家族での参加歓迎
定員:15名 ※要事前申込
会場:MATHRAX展示会場(ココテラス湘南共用部分)、ワークショップルーム
参加費:無料


トークイベント終了しました

入選アーティストと審査員によるトークセッション

2023年 01月21日(土)14:00-16:00

Artists in FAS 2022 の入選アーティスト4組と審査員(三田村光土里氏[美術作家]、天野太郎氏[東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター])のトークセッションです。

滞在制作とその成果作品についてお話しします。

 

登壇者:髙原 悠子、平井 亨季、MATHRAX(マスラックス)、宮田 恵理子(以上、AiF2022入選アーティスト)
三田村光土里氏[美術作家]、天野太郎氏[東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター](以上、審査員)
定員:20名 ※要事前申込
対象:どなたでも
参加費:無料
会場:藤沢市アートスペース


ワークショップ終了しました

「ステイニングで描いてみよう!」

2022年 12月04日(日)14:00-15:00

講師参考作品

講師参考作品

キャンバスに絵の具をしみこませる技法「ステイニング」を使って、絵を描きます。自分が育った場所のことを思う浮かべながら色を選び、絵の具を画面に広げて自由に描きます。
出来上がった作品をみんなで鑑賞しながら、思い浮かべた場所について簡単に発表します。

講師:宮田恵理子(Artists in FAS 2022 入選アーティスト)
定員:6名※要事前予約
対象:どなたでも(小学二年生以下は保護者同伴)
参加費:500円(材料費)
会場:藤沢市アートスペース ワークショップルーム


公募終了しました

【審査評】Artists in FAS 2022

8月31日に、Artists in FAS 2022の入選アーティストを選出する審査会を行いました。

審査員の三田村光土里氏と天野太郎氏が滞在制作および作品プランが記入された応募書類等に目を通し、それぞれ十数名程の候補者を選出しました。その候補者の中から審査員が協議し、4名(組)の入選者を決定しました。

◼︎入選(敬称略、50音順)

髙原 悠子  (たかはら・ゆうこ) 神奈川県在住

平井 亨季   (ひらい・こうき) 東京都在住

MATHRAX (ますらっくす) 神奈川県在住

宮田 恵理子 (みやた・えりこ)千葉県/スイス、バーゼル在住

◼︎応募総数
75件[神奈川県内31件(うち藤沢市内5件)、神奈川県外44件]


〈お問い合わせ〉

藤沢市アートスペース
(藤沢市生涯学習部文化芸術課)
〒251-0041神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2
ココテラス湘南6階
TEL 0466-30-1816
FAX 0466-30-1817
E-mail fj-art@city.fujisawa.lg.jp

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