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更新日:2024年11月21日
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びまん性胸膜肥厚
びまん性胸膜肥厚とは
胸膜(きょうまく、両肺の表面をおおう薄い膜)が炎症を起こし、繊維化し、胸膜全体の4分の1 以上にびまん性の肥厚が見られる良性の疾患です。胸膜の線維化が広がると、肺の表面が肥厚し硬くなり膨らまなくなります。それによって、呼吸機能が低下し、呼吸困難などの症状が現れることがわかっています。経過の中で数年~十年後には在宅酸素療法となる方が多い疾患です。
他の外傷・感染・悪性腫瘍でも似た変化は起きますので、鑑別診断が必要になります。
症状・経過
主な症状は、呼吸困難と反復性(何度も繰り返す)の胸痛です。
肺炎など呼吸器の感染を繰り返すこともあります。良性石綿胸水の後遺症として生じることが多いとされています。
検査・診断
びまん性胸膜肥厚の診断のためには、外来で診断をする場合と、入院の上で診断する場合があ
ります。どちらの場合も、胸部エックス線検査、胸部CT検査、3 回以上の肺活量とフローボリューム検査を必ず行います。病理検査をする場合と、画像が典型であれば、画像と呼吸機能検査と石綿ばく露歴で診断する場合があります。
浜見保育園園児アスベスト健康被害対策におけるびまん性胸膜肥厚の補償・給付認定の考え方については、 認定の考え方(びまん性胸膜肥厚)(PDF:141KB)をご確認ください。
また、浜見保育園園児アスベスト健康被害対策におけるびまん性胸膜肥厚の補償・給付の流れについては、申請から認定までの流れ をご確認ください。
参考
びまん性胸膜肥厚のより詳細な内容については、次の外部リンクをご参照ください。
アスベスト(石綿)関連疾患「びまん性胸膜肥厚」(外部サイトへリンク)
(外部リンク:独立行政法人 環境再生保全機構)
情報の発信元
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