平時からの感染対策（感染症対策に活用できる物品の貸出等）

感染症対策で大切なこと

　感染症対応は、「平時からの備え」「発生時の初期対応」が大切です。次に挙げたものは、想定される備え・対応の一例です。　

　社会福祉施設や学校等で同じ症状や感染症の方が複数名みられ、感染症の発生や拡大が疑われる場合には、保健所にご相談ください。感染拡大防止策等の対応について検討させていただきます。

平時からの備え

• 業務継続計画（BCP）、感染症対応マニュアルの作成
• 感染症対応マニュアルに基づいた職員研修
• 個人防護具（PPE）の正しい取扱い
• 正しい手洗い・手指消毒
• 効果的な換気
• 個人防護具・アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒薬等、必要な物品の備蓄
• 提携医療機関への連絡方法等の確認
• 入居者・利用者の治療・救急搬送に関する意向の確認等

発生時の初期対応

• 有症状者が1名であっても感染症かもしれないと考え、施設の感染症対応マニュアルに沿って対応する
• 有症状者の診察について、提携医療機関に相談する
• 感染可能期間内の接触状況から発症リスクの高い者を特定し、リスクに応じた対応を検討する
• 感染経路に応じた個人防護具を使用する
• 入居者・利用者・職員の健康観察等

感染症対策に活用できる物品の貸し出しについて

藤沢市保健所では「手洗いチェッカー」「二酸化炭素濃度測定器（CO2モニター）」の貸し出しをしています。感染症発生時だけではなく、平時の施設職員研修・勉強会、学校や保育園での指導等にもご活用ください。

手洗いチェッカーの貸し出し

• 接触感染を防止するためには、正しい方法で手洗いをすることが大切です。手洗いチェッカーを使用すると、洗い残しのある部分を確認することができます。

二酸化炭素濃度測定器（CO2モニター）の貸し出し

• エアロゾル感染を防止するためには、換気が有効です。食堂や職員休憩室、面会室など、人が集まる場所の換気が十分かどうかを確認したり、換気をしながら実際に二酸化炭素濃度の数値の変化を見ることで、空気の流れを意識した効果的な換気を行うことができます。皆様の施設における感染対策に、是非ご活用ください。

手洗いチェッカー・二酸化炭素濃度測定器（CO2モニター）貸し出し手順について

１．電子申請にて受付を行います。貸し出し期間は、手洗いチェッカーの場合は原則５日間以内、二酸化炭素濃度測定器（CO2モニター）の場合は原則７日間以内となります。

２．貸し出し希望日の５開庁日前（土日祝を除く平日５日前）までに下記リンク、または二次元バーコードからe-KANAGAWA電子申請システムにアクセスのうえ、お手続きください。

借用・返却の受付は、平日９：００～１７：００となります。

手洗いチェッカー・二酸化炭素濃度測定器（CO2モニター）の貸し出し：e-KANAGAWA電子申請（外部サイトへリンク）

３．電子申請またはメール受付後、貸し出しが難しい場合は、保健所担当職員から施設窓口担当者へお電話にてご連絡します。

４．申請された貸し出し希望日に４階保健予防課窓口までお越しいただき、物品をお受け取りください。

５・使用後、４階保健予防課窓口まで返却をお願いします。返却の際に、「手洗いチェッカー（または二酸化炭素濃度測定器（CO2モニター）利用報告書」をメールでご提出ください。メールでの送付が難しい場合は、FAXで送付していただくか返却の際に印刷して提出をお願いします。

 

• 電子申請ができない場合は感染対策物品借用申請書をダウンロードのうえ、メールにて送付してください。なお、メールの件名を「（施設名）感染対策物品借用申請書」としてください。

• 感染対策物品借用申請書（エクセル：51KB）
• 手洗いチェッカー利用報告書（ワード：42KB）
• 二酸化炭素濃度測定器（CO2モニター）利用報告書（エクセル：27KB）
• 感染対策物品事故報告書（エクセル：45KB）

関連通知・感染症対応マニュアル等

関連通知

• 社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について」の一部改正について（令和5年4月28日）（PDF：205KB）

感染症対応マニュアル等

• 高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版（2019年3月改訂版）（厚生労働省）（外部サイトへリンク）
• 介護現場における感染対策の手引き第3版（令和5年9月厚生労働省老健局）（PDF：8,817KB）
• 介護施設・事業所における業務継続計画（BCP）作成支援に関する研修（厚生労働省）（外部サイトへリンク）
• 新型コロナウイルス感染症　高齢者福祉施設における対応の手引き 第六版（外部サイトへリンク）

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