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更新日:2025年4月18日
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離乳初期(5~6カ月頃)のポイント
食べ方の目安
子どもの様子を見ながら、1日1回、1さじから始めましょう。
母乳や育児用ミルクは授乳のリズムに沿って、子どもが飲みたがるだけ与えましょう。
調理形態と進め方
調理形態
なめらかにすりつぶした状態が目安です。
進め方
初めは、つぶしがゆから始めましょう。
つぶしがゆに慣れてきたら、すりつぶした野菜なども試してみましょう。
主食(つぶしがゆ・パンがゆ・めんなど)
初めは、つぶしがゆ(米)を、離乳食用のスプーン1さじから始め、子どもが慣れてきたら量を増やすようにします。
一度に数回分をまとめて作り、1食分ずつに分けて冷凍保存しておくと便利です。
(つぶしがゆを裏ごししたもの) (つぶしがゆ)
《材料》
・5倍がゆ(全がゆ):米1/2カップ、水2と1/2カップ
・7倍がゆ:米1/2カップ、水3と1/2カップ
※おかゆの水分量は、お子さんの食べ方に合わせて調節しましょう。
《おかゆの作り方》
①米は洗って水気を切り、鍋に入れて定量の水を入れ、20~30分おいて十分に吸水させる。
②ふたをして強火にかける。沸騰したら火を弱め、ふきこぼれないようにふたを少しずらして、40~50分煮る。
③火を止めてきっちりとふたをし、10分ほど蒸らす。
※炊飯器のおかゆモードで炊いてもOKです!
(パン、めんのレシピも載せるか検討)
副菜(すりつぶした野菜)
《すりつぶしにんじんの作り方》
①にんじんを2~3cmの輪切りにする。
②水から入れ、軟らかくなるまでゆでる。
③すりつぶし、裏ごしをしてなめらかにする。
(ゆで汁、だし汁などでのばすとなめらかになりやすい)
にんじんの他には、じゃがいもやかぼちゃ、ほうれん草などがおすすめです!
主菜(豆腐・白身魚・卵黄など)
野菜や果物に慣れてきたら、ゆでてつぶした豆腐や白身魚、固ゆでした卵黄など、たんぱく質を多く含む食品を試していきます。
離乳が進むにつれ、下記の順で進めます。
卵:卵黄→全卵
魚:白身魚(たら、たい、ひらめ、かれいなど)→赤身魚(まぐろ、かつおなど)→青皮魚(あじ、いわし、さば、さんまなど)
<卵黄がゆの作り方>
①卵は沸騰した湯で20分くらいゆで、固ゆでにする。
②ゆで上がったらすぐに白身と黄身をはずし、少量(1/8個)の黄身をすりつぶし、少量の湯を加えてのばす。
③お皿に盛ったおかゆにのせる。
魚や芋類以外の野菜は、おかゆと同じように、一度に数回分をまとめて作り、1食分ずつに分けて冷凍保存しておくと便利です。
この時期のポイント
- この時期は食べる量にとらわれず、離乳食を飲み込むこと、その舌ざわりや味に慣れることが主な目的です。離乳食用のスプーンで1さじから始め、様子を見ながら量や食品の種類を増やしていきましょう。
- 離乳食は1日1回、機嫌の良い時間にあげましょう。母乳またはミルクは、授乳のリズムに沿って、ほしがるだけあげましょう。
- このころの離乳食には味つけは必要ありません。
- 赤ちゃんは細菌への抵抗力が弱いので、調理を行う際には衛生面に注意しましょう。
- 離乳食は味見をして、温度や舌ざわりなどを確認しましょう。
- 母乳だけで育った赤ちゃんの場合、生後6カ月ごろになると鉄欠乏やビタミンⅮ欠乏になりやすいと言われています。母乳育児の場合、適切な時期に離乳食を始め、鉄やビタミンⅮを含む食品を積極的にあげることが大切です。
- 離乳食が順調に進まず、鉄欠乏のリスクが高い場合や、体重が増えない場合、お医者さんに相談しましょう。必要に応じて、育児用ミルクなどの活用も検討しましょう。
- なるべく家族そろって楽しく食べるよう心がけましょう。大人が食べている様子を見たり、食べ物のにおいを感じることなどで、食べることへの興味や意欲が育ちます。
- 初めてあげる食材は1日に1つまでにしましょう。(一度に初めての食材を複数あげると、下痢や食物アレルギーの反応があった時に、どの食材が原因か断定しにくくなる場合があります。)
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