ページ番号:39292

更新日:2026年8月31日

ここから本文です。

藤沢市教育委員会『教育長の窓No.224』

2026年(令和8年)8月31日号教育長の窓No.224

「教育長就任にあたり」

教育長写真

 みなさん、はじめまして。本年4月に教育委員会教育長に就任いたしました宮原伸一と申します。3月まで市職員として市民自治部・福祉部・子ども青少年部・企画政策部を経験してまいりました。小学校の教員だった父親の影響もあり教員志望でありました。母校で教育実習をさせていただき教員免許を取得することができましたが、採用には縁がありませんでした。その後、行政職として37年間、人と関わる仕事をしたいと思い勤務してまいりました。還暦を迎え、教育長という職に就いたことに「人生ってこういうものなのかな」という面白さを感じています。

 教育実習の際に、当時の校長先生であった松井芳子先生、のちに教育長になられた方からいただいた「つなげる」という金言を心に、市職員として従事してまいりました。この「つなげる」は、人と人に限らず、人と地域、地域と地域など、様々な行政経験の場面で生かしてまいりました。本当に松井先生には感謝しています。私は、岩本前教育長が歩かれた“地域とともにある学校づくり”を踏まえ、平和や人権を基礎として、「教育で選ばれる藤沢市」をめざし、どんなことがあっても学校は温かく、楽しい場所になるよう教育行政を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 今、国では次期学習指導要領の改訂作業が進められています。私は、改訂に向けたキーワードは、「個別最適な学び・協働的な学びの実現」「探求」「多様性(D&I:ダイバシティ&インクルージョン)の質の向上」「子どもの意見表明」の4つかなと思っています。こうしたキーワードをつなげながら、これから教育的な社会課題への対応について、述べていきたいと思います。

 今回は、「多様性(D&I)の質」について申し上げます。そもそも多様性とは何でしょうか?私は「他者との違いということに留まらず、自分が間違えているかもしれないという気付きを与えてくれる、いわゆる自分や地域の将来をひらくメッセージであるとともに社会基盤を創造するもの」と考えています。

 そして、それを実現するために、学校は社会に出る前の準備として、子どもたちのリアルな場での思考力や探求力、情報を選び、処理する力、人を大切にし平和や他者を尊重する力、自分の考えを持ち、挑戦する力など、様々な“力”を身につけ、自分の意見を表明していくことが重要であると思います。しかし、これらの力は、学校だけでは身につけることができません。だからこそ、学校づくりは学校だけでなく、学校を中心とした地域づくりにシフトするものと捉えています。もちろん、不易流行はありますが、いつも子どもを主語にして、子どもたちが参加したい、取り組みたい授業とは?行きたい学校とは?暮らしたいまちとは?を本気で考えるタイミングなのかもしれません。

 時代の過渡期ともいえる現在、難しい舵取りですが、学校現場、教育委員会の皆さんと試行錯誤を繰り返しながら挑戦していきたいと思います。次回は「探求」についてご説明します。

情報の発信元

教育委員会教育部教育総務課

〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎3階

電話番号:0466-50-3556(直通)

ファクス:0466-50-8424

お問い合わせ(外部サイトへリンク)

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?