県内初！「循環肥料ふじまる」を菌体りん酸肥料として登録！～実用化を目指し、日本大学と共同研究へ～

 

藤沢市では、浄化センターで発生する下水汚泥を燃やした燃焼灰を肥料として実用化することを目指しています。

１１月２０日に燃焼灰「循環肥料ふじまる」を※菌体りん酸肥料として、神奈川県に肥料登録しました。
自治体による燃焼灰の登録は県内初、全国では2例目となります。

※菌体りん酸肥料

下水汚泥から作られた肥料の利用促進を目指して、令和５年１０月に新たに創設された肥料規格のことです。肥料成分の保証が可能となり、他の肥料と混ぜて生産・販売できるなど、様々なメリットがあります。

「循環肥料ふじまる」

名称は一般公募により決定しました。

肥料成分は肥料の三要素の一つである「りん酸全量」を２４％保証しており、植物に吸収されやすい「く溶性りん酸」の割合が高いことも特徴です。

また、発生した燃焼灰に水分を加えて加湿する簡単な生産方法のため、現在の設備で対応することが可能です。

日本大学との共同研究

「循環肥料ふじまる」の実用段階にむけて、１０月１日に日本大学生物資源科学部と「植物生育に対する下水汚泥燃焼灰の有効性・可能性の評価」に関する共同研究を開始しました。

肥料としての有効性や安全性と藤沢の土壌への適正などを調査・研究し、実用化への取組を進めてまいります。  

お問い合わせ先

藤沢市 道路下水道部 下水道施設課 水質担当

TEL：0466-50-8254

Mail：fj-gesui-si@city.fujisawa.lg.jp

住所：〒251-8601 神奈川県 藤沢市 朝日町1-1 藤沢市役所 分庁舎 5階

関連リンク

・記者発表資料（PDF：207KB）

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