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更新日:2024年4月23日

ダイオキシン類河川調査等の結果について

平成12年12月8日

記者発表資料

今年3月に発生した「引地川水系ダイオキシン汚染事件」については、5月31日に環境調査結果等を取りまとめ公表しましたが、引地川の下流域の底質で高い濃度が検出されたことや、水質が環境基準値を超えていたことを踏まえ、水質や底質等を対象に継続調査を実施しました。

また、引地川以外の河川についても汚染の早期発見のため、緊急的な水質等の調査を実施してまいりましたが、このたび、これらの調査結果がまとまりましたので、その概要をお知らせします。

1 引地川水系の調査

(1) 下流域等詳細調査(表1、2参照)

引地川下流の底質から高い濃度(5月31日公表、最高250pg-TEQ/g*)のダイオキシン類が検出されたため、5~6月に高名橋から下流の水質及び底質の詳細調査を実施しました。

水質については、今回の汚染源となった廃棄物焼却施設が停止した3月23日から4月末までの調査結果では、すべての地点で水質環境基準値(1pg-TEQ/リットル)を超えていました。しかし、5~6月の調査結果では、水質環境基準値を超えた地点は、引地川本川の2地点(高名橋、鵠沼橋)及び稲荷雨水幹線となっていました。

また、底質については、5~6月の調査結果では日ノ出橋上流から龍宮橋下流に濃度の高い地点(最高210pg-TEQ/g)がありました。しかし、10月の調査結果では最高値が12pg-TEQ/gと低い値になっていました。

(問い合せ先)

神奈川県環境農政部大気水質課

電話 (045)210-1111(内線4101)

(045)210-4101(ダイヤルイン)

メールアドレス:taikisuisitu.0503@pref.kanagawa.jp

単位:pg-TEQ/リットル

水質

調査時期

地点数

検体数

平均

範囲

環境基準値を超えた地点数

備考

3月26日~4月26日

5

48

18

0.81~

280

5

5月31日

公表

5月24日~6月22日

9

27

0.88

0.084~

3.1

3

 

(参考)稲荷雨水幹線流末の数値が含まれている。

ダイオキシン類対策特別措置法に基づく水質環境基準値は1pg-TEQ/リットル。

毒性等量(TEQ)は、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1月2日の値を用いた。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

  • 環境庁の平成11年度全国調査結果
    • 水質(568検体)、平均値:0.24pg-TEQ/リットル、濃度範囲:0.054~14pg-TEQ/リットル

※各地点で複数の検体を調査しているものは、それぞれの平均値の平均

単位:pg-TEQ/g

底質

調査時期

地点数

検体数

平均

範囲

備考

3月24日~4月26日

5

13

37

2.4~250*

5月31日公表

5月24日~6月16日

17

46

26

0.42~210

 

10月12日

6

18

4.0

0.40~12

 

(参考)毒性等量(TEQ)は、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1/2の値を用いた。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

  • 環境庁の平成10年度全国調査結果
    • 底質(205検体)、平均値:8.3pg-TEQ/g、濃度範囲:0.10~260pg-TEQ/g
  • 環境庁の平成11年度全国調査結果
    • 底質(542検体)、平均値:5.4pg-TEQ/g、濃度範囲:0.066~230pg-TEQ/g

*印の測定数値は、分析上の問題があったことから、同一地点で引き続き調査を行うこととしていた。

(2) 継続監視調査(表3参照)

引地川の水質を監視するため、不動川合流地点(馬渡橋)から鵠沼橋までの引地川本川と稲荷雨水幹線の6地点において、6~11月まで、水質調査を月1回実施しました。その結果、各月ごとの全地点の平均値を見ると漸減傾向で推移しており、8~10月は全ての地点で水質環境基準値を下回っていました。

単位:pg-TEQ/リットル

 

6月

7月

8月

9月

10月

11月

水質(6地点の平均値)

1.2

0.93

0.65

0.51

0.54

(分析中)

環境基準値を超えた地点数

3

2

0

0

0

(参考)ダイオキシン類対策特別措置法に基づく水質環境基準値は1pg-TEQ/リットル

毒性等量(TEQ)は、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1/2の値を用いた。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

※各地点で複数の検体を調査しているものは、それぞれの平均値の平均

(3) 発生源周辺の土壌調査(表4参照)

今回の汚染源となった廃棄物焼却炉から、約600~1,000mの距離にある地点の土壌を調査しました。その結果、各地点とも土壌環境基準値及び調査指標値以下で、平成10年度の環境庁による全国調査結果の範囲内であり、平均値を比較しても全国値を下回っていました。

単位:pg-TEQ/g

 

地点数

平均

範囲

土壌

4

3.4

1.4~7.1

(参考)ダイオキシン類対策特別措置法に基づく土壌環境基準値は1000pg-TEQ/g、調査指標値は250pg-TEQ/g

毒性等量(TEQ)は、定量下限未満の数値は0とした。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

  • 環境庁の平成10年度全国調査結果
    • 土壌(286検体)、平均値:6.5pg-TEQ/g、濃度範囲:0.0015~61pg-TEQ/g

(4) 農作物等の調査(表5参照)

引地川周辺の水田において水稲(玄米)と水田土壌を調査しました。その結果、水稲は過去に国が実施した調査結果の範囲内であり、水田土壌については土壌環境基準値及び調査指標値以下となっていました。

単位:pg-TEQ/g

 

検体数

平均

範囲

水稲(玄米)

3

0.034

0.016~0.066

水田土壌

3

110

44~230

(参考)ダイオキシン類対策特別措置法に基づく土壌環境基準値は1000pg-TEQ/g、調査指標値は250pg-TEQ/g。

毒性等量(TEQ)は、水稲(玄米)については、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1/2の値を用いた(nd1/2)。水田土壌については、定量下限未満の数値は0とした(nd0)。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

  • 環境庁の平成10年度全国調査結果 (nd 0)
    • 水稲(20検体)、平均値:0.025pg-TEQ/g、濃度範囲:0.00019~0.13pg-TEQ/g
    • 水田土壌(20検体)、平均値:52pg-TEQ/g、濃度範囲:15~130pg-TEQ/g
  • 環境庁・農水省の平成11年度全国調査結果 (nd 0)
    • 水稲(46検体)、平均値:0.0016pg-TEQ/g、濃度範囲:0.000006~0.027pg-TEQ/g
    • 水田土壌(46検体)、平均値:48pg-TEQ/g、濃度範囲:5.7~180pg-TEQ/g

(5) 排出源究明調査(表6参照)

高濃度のダイオキシン類が検出された稲荷雨水幹線が流入する高名橋の上流域においても、水質環境基準値を超えた地点が認められたことから、排出源の究明のため、7月に引地川本川や支川の水質や底質等を調査しました。その結果、11地点で水質環境基準値を超えていました。

河川別の状況を見ると、水質では一色川が平均1.4pg-TEQ/リットル、底質では蓼川が平均24pg-TEQ/gと、他の河川に比べて高い数値となっていました。

単位: 水質:pg-TEQ/リットル、底質:pg-TEQ/g

河川名

引地川

蓼川

比留川

一色川

小糸川

全体

水質

地点数

11

(3)

12

(4)

6

(1)

10

(3)

3

(0)

42

(11)

平均

0.94

1.1

0.62

1.4

0.51

1.0

範囲

0.19~

2.2

0.33~

4.0

0.14~

1.4

0.14~

5.6

0.28~

0.79

0.14~

5.6

底質

地点数

9

12

2

0

1

24

平均

2.1

24

5.8

-

4.4

13

範囲

0.96~

3.3

3.6~

46

5.5~

6.1

-

-

0.96~

46

(参考)ダイオキシン類対策特別措置法に基づく水質環境基準値は1pg-TEQ/リットル。

毒性等量(TEQ)は、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1/2の値を用いた。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

  • 環境庁の平成10年度全国調査結果
    • 底質(205検体)、平均値:8.3pg-TEQ/g、濃度範囲:0.10~260pg-TEQ/g
  • 環境庁の平成11年度全国調査結果
    • 水質(568検体)、平均値:0.24pg-TEQ/リットル、濃度範囲:0.054~14pg-TEQ/リットル
    • 底質(542検体)、平均値:5.4pg-TEQ/g、濃度範囲:0.066~230pg-TEQ/g

2 緊急河川調査(表7参照)

ダイオキシン類による汚染を早期発見するため、ダイオキシン類対策特別措置法の特定事業場等からの排水や雨水が流入する引地川以外の河川や都市排水路において、7~9月に水質や底質等の調査を行いました。その結果、9地点で水質環境基準値を超えていました。

また、水道原水のダイオキシン類濃度を確認するため、7月に相模川と酒匂川において調査を行いました。その結果、調査地点すべてで水質環境基準値を満足していました。

単位:pg-TEQ/リットル(水質)、pg-TEQ/g(底質・堆積物)

河川等の水質・底質等

 

地点数

平均

範囲

水質

40

0.77

0.069~3.4

底質

39

5.3

0.095~68

堆積物*

1

130

 

(参考)* 雨水幹線施設堆積物

ダイオキシン類対策特別措置法に基づく水質環境基準値は1pg-TEQ/リットル。

毒性等量(TEQ)は、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1/2の値を用いた。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

  • 環境庁の平成10年度全国調査結果
    • 底質(205検体)、平均値:8.3pg-TEQ/g、濃度範囲:0.10~260pg-TEQ/g
  • 環境庁の平成11年度全国調査結果
    • 水質(568検体)、平均値:0.24pg-TEQ/リットル、濃度範囲:0.054~14pg-TEQ/リットル
    • 底質(542検体)、平均値:5.4pg-TEQ/g、濃度範囲:0.066~230pg-TEQ/g

単位:pg-TEQ/リットル

水道原水

水系

測定地点

水質

相模川水系

津久井分水池

0.097

社家地点

0.26

寒川地点

0.18

酒匂川水系

飯泉地点

0.091

(参考)厚生省が定める水道水質に関する監視項目としての暫定指針値は水質環境基準値と同じ1pg-TEQ/リットル。

毒性等量(TEQ)は、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1/2の値を用いた。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

3 まとめ

  • (1)引地川の水質については、廃棄物焼却施設停止以降も水質環境基準値を超えた地点が認められましたが、6~10月の継続監視調査によればダイオキシン類の濃度は漸減傾向にあり、8月以降は全ての地点で水質環境基準値以下となっていました。
    引地川下流域の底質については、5~6月の調査結果では最高210pg-TEQ/gの濃度のダイオキシン類が検出されましたが、10月の調査結果では最高12pg-TEQ/gと濃度が低くなっており、ほぼ全国平均値と同じ程度となっていました。
    しかしながら、本県といたしましては、今後とも引地川や河口付近の海域では環境調査を実施していく予定です。
  • (2)排出源究明調査と緊急河川調査によって、水質や底質に高い濃度のダイオキシン類が認められた地点の上流や周辺については、現在、市町村と協力して汚染の原因究明を行うとともに、事業場等を対象に立入検査や指導等を行っています。

表1 下流域等詳細調査結果(水質)

単位:pg-TEQ/リットル

地点名/調査日

5月24日

6月20日~22日

高名橋

-

1.2、1.1

稲荷雨水幹線

-

3.1、1.4

引地橋

-

0.97、0.99

富士見橋

-

0.88、0.97

日ノ出橋上流 200m

0.88

-

稲荷橋下流 30m

0.22

-

龍宮橋下流 30m

0.084

-

鵠沼橋

-

0.74、1.0、1.0、0.63、0.68、2.7、0.64、0.70

河口

-

0.21、0.38、0.62、0.41、0.58、0.33、0.53、0.51

<参考>これまでの環境調査結果

1 環境調査(5月31日公表分)

(1) 河川

1 引地川本川(高名橋下流)

単位:pg-TEQ/リットル(水質)、pg-TEQ/g(底質)

 

地点数

平均値

検出範囲

調査時期

水質

4

12

0.81~70*(27検体)

3月26日~4月26日

底質

5

37

2.4~250*(13検体)

3月24日~4月26日

※各地点で複数の検体を調査しているものは、それぞれの平均値の平均

2 稲荷雨水幹線流末

単位:pg-TEQ/リットル

 

地点数

平均値

検出範囲

調査時期

水質

1

42

1.6~280 (21検体)

3月26日~4月26日

(2) 海域

1 相模湾(引地川河口周辺)

単位:pg-TEQ/リットル(水質)、pg-TEQ/g(底質)

 

地点数

平均値

検出範囲

調査時期

水質

3

0.55

0.36~0.75(3検体)

3月31日

底質

4

2.4

1.1 ~4.6 (4検体)

3月31日

2 環境庁全国調査の結果概要(平成10~11年度)

単位:pg-TEQ/リットル(水質)、pg-TEQ/g(底質)

 

年度

平均値

検出範囲

水質

平成11年度

0.24

0.054~14(568地点)

底質

平成10年度

7.7

0~260(205地点)

平成11年度

5.4

0.066~230(542地点)

表2 下流域等詳細調査結果(底質)

単位:pg-TEQ/g

調査地点

右岸

中央

左岸

下層底質

調査日

5月24日

6月16日

10月12日

5月24日

6月16日

10月12日

5月24日

6月16日

10月12日

5月24日

高名橋

-

-

-

-

5.1

-

-

2.0

-

-

稲荷雨水幹線直下

-

-

-

-

-

-

-

5.4

-

-

高名橋下流約20m

-

0.80

-

-

0.95

-

-

2.8

-

-

高名橋下流約100m

-

1.0

-

-

1.0

-

-

4.5

-

-

引地橋直下

-

-

-

-

1.2

-

-

-

-

-

日ノ出橋

上流約300m

8.9

-

2.6

6.5

-

2.0

3.8

-

0.40

0.81(右岸18~35cm深)

上流約70m

16

-

4.0

7.7

-

2.8

150

-

2.1

-

下流約65m

8.2

-

3.6

19

-

3.2

23

-

3.6

-

稲荷橋下流約30m

16

-

2.0

13

-

12

83

-

3.4

2.5(右岸18~22cm深)

龍宮橋

上流約80m

23

-

1.9

22

-

5.4

100

-

3.3

-

上流約75m

-

95

-

-

21

-

-

190

-

-

下流約30m

210

-

8.5

10

-

4.5

56

-

6.8

0.50(右岸91~97cm深)

鵠沼橋直下

-

65

-

-

21

-

-

10

-

-

鵠沼橋下流約25m

-

11

-

-

1.5

-

-

1.8

-

-

河口前(鵠沼橋から約250m)

-

-

-

-

0.42

-

-

-

-

-

河口から海岸

-

0.73

-

-

0.67

-

-

0.75

-

-

河口域海岸付近

-

0.77

-

-

-

-

-

0.72

-

-

(参考)毒性等量(TEQ)は、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1/2の値を用いた。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

  • 環境庁の平成10年度全国調査結果
    • 底質(205検体)、平均値:8.3pg-TEQ/g、濃度範囲:0.10~260pg-TEQ/g
  • 環境庁の平成11年度全国調査結果
    • 底質(542検体)、平均値:5.4pg-TEQ/g、濃度範囲:0.066~230pg-TEQ/g

(下流域の調査結果の地図)(JPG:62KB)

表3 継続監視調査結果

単位:pg-TEQ/リットル

調査日地点名

6月
20日~22日

7月18日

8月22日

9月19日

10月18日

11月

不動川合流

(馬渡橋)

0.91

1.0

0.66

0.56*

0.76

 

高名橋

1.2 , 1.1

1.1

0.72

0.58

0.73

 

稲荷雨水幹線

3.1 , 1.4

1.6

0.74

0.52

0.35

 

引地橋

0.97 , 0.99

0.61

0.79

0.51

0.53

 

富士見橋

0.88 , 0.97

0.70

0.64

0.50

0.61

 

鵠沼橋
 

0.74 , 1.0 , 1.0

0.63 , 0.68 , 2.7

0.64 , 0.70

0.56

0.34

0.37

0.28

 

平均値

1.2**

0.93

0.65

0.51

0.54

 

環境基準値を超えた地点

3地点:

高名橋上流、

稲荷雨水幹線、

鵠沼橋

2地点:

高名橋上流、

稲荷雨水幹線

なし

なし

なし

 

表4 発生源周辺の土壌調査

単位:pg-TEQ/g

地点名

調査日7月18日

結果

発生源からの距離

稲荷スポーツ広場

1.4

約600m

大原公園

2.6

約1,000m

大庭城址公園

7.1

約800m

善行唐池公園

2.6

約600m

(注)複数検体の調査は試料採取時刻を変えて採取したもの。一部のデータは下流域等調査と共通。

ダイオキシン類対策特別措置法に基づく水質環境基準値は1pg-TEQ/リットル。毒性等量(TEQ)は、検出下限以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限の1/2の値を用いた。毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用した。

* 不動橋合流地点のみ9月26日に採取

** 各地点で複数の検体を調査しているため、それぞれの平均値の平均

表5農作物などの調査

単位:pg-TEQ/g

対象物調査日

9月6日、28日

水稲(玄米) 3検体

0.066, 0.021, 0.016

(nd1/2)

水田土壌3検体

230,50,44 (nd 0)

参考 国等の調査結果

単位:pg-TEQ/g、nd 0で計算

 

検体数

調査結果

平成11年度環境庁・農水省全国調査

水稲(玄米)

46検体

平均0.0016(検出範囲0.000006~0.027)

水田土壌

46検体

平均48 (検出範囲5.7 ~180)

平成10年度環境庁全国調査

水稲(玄米)

20検体

平均0.025(検出範囲0.00019~0.13)

水田土壌

20検体

平均52(検出範囲15~130)

埼玉県吉川市調査

水田土壌

1地点

310 (吉川市内)

(埼玉新聞 H11年3月16日)

愛媛大学調査

水田土壌

13地点

検出範囲4.5~226

(愛媛新聞 H10年3月17日)

表6 排出源究明調査結果

(7月8日~19日)

単位:pg-TEQ/リットル(水質)、pg-TEQ/g(底質)

引地川

蓼川

調査地点

水質

底質

調査地点

水質

底質

山王橋

0.47

2.6

厚木基地直下

0.46

30

熊野橋

0.63

2.8

厚木基地下流

1.5

29

旧六会橋

0.90

3.3

本蓼川墓園横

1.6

38

土棚雨水3号幹線

1.2

-

立川橋

0.73

26

湘南台橋

2.2

3.1

蓼川橋

0.62

27

不動川

0.19

1.8

鶴島橋

4.0

24

山田橋

0.60

1.7

玄正橋

0.56

46

秋本橋

0.50

0.99

玄正橋下流

0.59

11

石川橋

0.77

1.5

中川橋

0.48

13

大庭鷹匠橋(排出口)

2.0

-

綾南公園横

1.5

31

天神橋

0.83

0.96

藪根橋

0.33

8.4

 

 

 

境橋

0.89

3.6

平均値

0.94

2.1

平均値

1.1

24

(7月18日~19日)

単位:pg-TEQ/リットル(水質)、pg-TEQ/g(底質)

比留川

一色川

小糸川

調査地点

水質

底質

調査地点

水質

底質

調査地点

水質

底質

深谷橋

1.4

-

家中庭橋下流

0.67

-

永山橋

0.79

-

深谷橋下流

0.64

-

一色2号水路橋下流

0.14

-

城山橋

0.28

4.4

観音橋

0.23

5.5

桐原団地内排水路

4.3

-

関下橋

0.47

-

芝原橋(排出口)

0.14

-

一色川1号橋上流

0.35

-

 

 

 

落合橋

0.98

6.1

一色川1号橋(排出口)

0.34

-

落合橋隣排水路

0.30

-

桐原橋(排出口)

0.42

-

 

 

 

一色下橋(排出口)

5.6

-

下和泉橋(排出口)

0.23

-

和泉橋

0.94

-

稲荷山橋

1.3

-

平均値

0.62

5.8

平均値

1.4

-

平均値

0.51

4.4

全体の状況

水質

底質

調査地点数

42

24

平均値

最小~最大

1.0

0.14~5.6

13

0.96~46

環境基準値超過地点数

11

-

上流域排出源究明調査の地図(JPG:64KB)

表7 引地川水系以外の緊急河川調査結果

(7月25日~9月19日)

単位:pg-TEQ/リットル(水質)、pg-TEQ/g(底質・堆積物)

市町村

河川・水路等(水系)

調査地点

水質

底質

横須賀市

雨水第2幹線(平作川)

平作川合流前

2.5

130*

竹川(松越川)

片惣橋

0.25

4.3

小田和川(松越川)

瑞穂橋

0.35

2

鎌倉市

砂押川(境川)

立船橋

0.73

2.2

逗子市

池子川(田越川)

舞台橋

0.35

1.9

葉山町

利根山川(森戸川)

役場入口付近

0.33

6.3

相模原市

鳩川(相模川)

妙見橋

1.6

17

姥川(相模川)

作の口

0.66

6

第5雨水幹線(相模川)

相模川合流前

2.8

0.32

厚木市

小鮎川(相模川)

平成橋下流

0.15

0.99

金田都市下水路(相模川)

相模川合流前

0.42

5.1

中津川(相模川)

善明川流入地点下流

0.53

1.7

海老名市

杉久保都市下水路(相模川)

目久尻川合流前

0.85

6.2

大和市

境川

新道大橋

0.17

0.34

愛川町

六倉橋流入水路(相模川)

六倉橋水路出口

0.85

3.5

平塚市

天神森排水路(相模川)

相模川合流前

0.69

8.1

八幡排水路(相模川)

相模川合流前

2

68

鈴川(金目川)

船橋

0.33

0.79

座禅川(金目川)

佐の橋

0.54

1.4

秦野市

水無川(金目川)

新常盤橋

0.19

0.33

金目川

中野橋

0.17

0.43

葛葉川(金目川)

九沢橋

0.11

0.49

茅ヶ崎市

小出川(相模川)

寺尾橋

3.4

5.9

駒寄川(相模川)

中通橋

2

2.5

千ノ川(相模川)

千ノ川橋下流側

1.1

3

伊勢原市

渋田川(金目川)

中西橋

0.52

5.1

藤沢市

柏尾川(境川)

川名橋

0.28

1.9

寒川町

目久尻川(相模川)

宮山大橋

1.8

3.1

一之宮幹線(相模川)

相模川合流前

0.97

26

二宮町

打越川(葛川)

シドミ原橋

0.12

3

中井町

中村川

富士見橋

0.23

0.47

南足柄市

狩川(酒匂川)

神崎橋

0.13

0.27

山北町

酒匂川

清水橋

0.085

0.13

開成町

酒匂川

十文字橋

0.093

0.095

小田原市

関口川(森戸川)

本川合流前

0.84

2.8

山王川

芦子橋

0.3

2.8

金瀬川(酒匂川)

金瀬川末端

1.2

1.9

箱根町

須雲川(早川)

大沢(畑宿字二会平先)

0.62

8.7

真鶴町

岩沢川

岩の橋

0.53

0.97

津久井町

道志川(相模川)

弁天橋

0.069

0.29

全体の状況

調査地点数

40

40

平均(堆積物*を除く)

0.77

5.3

最小~最大(堆積物*を除く)

0.069~3.4

0.095~68

環境基準値超過件数

9

-

* 雨水幹線施設堆積物

緊急河川調査の地図(JPG:90KB)

(注)

  1. 数値はPCDDs/PCDFs+co-PCBsの毒性等量(毒性評価係数は、WHO-TEF(1998)を適用。水質・底質は検出下限値以上の数値はそのままの値を用い、検出下限未満の数値は検出下限値の1/2(nd 1/2)とした。土壌は定量下限未満の数値は0とした)。
  2. 単位: 水質(pg-TEQ/リットル)、底質(pg-TEQ/g)、土壌(pg-TEQ/g)。

情報の発信元

環境部 環境保全課

〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎8階

電話番号:0466-50-3519(直通)

ファクス:0466-50-8418

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