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更新日:2025年2月7日
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昆明(コンメイ)市(中華人民共和国)の紹介
友好都市提携年月日 1981年11月5日(友好都市提携調印の日)
上:少数民族・苗族の民族衣装の子どもたち 下:世界遺産 石林
提携の動機と経過
左:聶耳(ニエアル) 右:聶耳記念碑
藤沢市と昆明市の都市提携の仲立ちとなったのは、現在の中国国歌「義勇軍行進曲」の作曲者で、中国現代音楽の先駆者といわれている聶耳(ニエ アル)です。
聶耳は1912年昆明市に生まれ、来日した1935年、市内鵠沼海岸で遊泳中に帰らぬ人となりました。主に映画や舞台劇の音楽分野で大きな足跡を残しています。異国の地で短い生涯を終えた青年の死を悼んだ多くの藤沢市民は、1954年11月に聶耳を偲ぶ記念碑を建てました。しかし、1958年の狩野川台風により流失しましたが、1965年に現在の記念碑が建てられました。こうした市民の厚意は、中国の人たちを大変感動させたといわれています。
1980年5月から昆明市との交流が始まり、1981年8月、昆明市長から友好都市提携をしたい旨の文書が寄せられ、翌月9月の定例市議会において都市提携の議決がなされ、1981年11月5日、友好都市締結の調印式が行われました。聶耳の死という出来事が、藤沢市と昆明市、そして日本と中国を強く結びつけることになりました。
友好都市提携40周年を経過してもなお、両市との間では文化・芸術・技術交流等、様々な友好交流が行われており、聶耳の終焉の地に建つ聶耳記念碑こそが、その友好のシンボルとなっています。
昆明市の概要
昆明市
昆明市は中国西南地区南部に位置し、市域面積は約21,000平方キロメートル。ベトナム、ラオス、ミャンマーの各国と国境を接する雲南省の省都です。政治、経済、文化交流の中心都市であり、人口は約846万人(2021年5月現在)。漢族のほかにイ族、白族等25の少数民族が住んでいます。東、西、北の三方が山で囲まれ、南は広い滇池(テンチ)(昆明湖約310平方キロメートル琵琶湖の約半分)に面した海抜約1,900メートルの高原にあり、平均気温14.5℃と穏やかであり、古くから「春城」の別名があります。
最近の主な交流
友好都市提携40周年記念事業
2021年には昆明市との友好都市提携40周年を記念して、オンラインで両市代表者会談や医療分野会談を行ったほか、「藤沢市・昆明市友好都市提携40周年記念事業実行委員会」において、両市の交流のあゆみを記した友好都市提携40周年記念誌「友好40周年の歩み」の発行や記念グッズの作成、日中文化交流事業を行いました。
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