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更新日:2023年9月19日

航空機騒音に関するQ&A

藤沢市では、厚木基地における航空機騒音についてご意見をいただいています。その中から、よく寄せられる質問と回答をご紹介します。

Q1:どうして藤沢市の上空を飛行するのか?

A1:藤沢市の北、大和市と綾瀬市にまたがって厚木基地があり、滑走路が南北に配置されています。
飛行機は、風に向かって離陸します。基本的には北風の時は北側へ、南風の時は南側へ向かって離陸します。そのため、南側へ離陸する時と、南側から進入し、厚木基地へ着陸する時に藤沢市上空を飛行することになります。

Q2:低空飛行についての規定はあるのか?

A2:米軍機の飛行高度については、「厚木飛行場周辺の航空機の騒音軽減措置」(昭和38年日米合同委員会で承認、昭和44年に改正)(PDF:29KB)により「離陸及び着陸の間を除き、空母着艦訓練或いは反射鏡利用による着艦訓練のための航空機は、特定のタイプの訓練を必要とする場合を除き、平均海面上1,600フィート(約500m)以下で飛行しない。」としています。

しかし、低空飛行に対する苦情は本市をはじめ周辺自治体にも寄せられていることから、低空飛行の禁止については、県及び基地関係市で構成する「神奈川県基地関係県市連絡協議会」において、米軍及び国に要請しています。
厚木基地から離陸し、本市上空を飛行する場合は、出来る限り高度を上げているようですが、厚木基地に着陸するため本市上空を飛行する場合は、着陸態勢に入るため、また、安全を保持する面からもある程度高度を下げる必要があるようです。
市といたしましては、ある程度高度を下げなければならない場合は、騒音を抑えて飛行してほしいと米軍に申し入れています。

Q3:飛行機は何時まで飛ぶのか?

A3:日米両政府の取り決めで、22時から翌朝6時までは、緊急の場合を除き、飛行は原則禁止となっています。また、日曜日についても「訓練飛行は必要最小限に止める」としています。

しかし、この取り決めは昭和38年9月に日米合同委員会で合意(厚木飛行場周辺の航空機の軽減措置)されたもので、その当時と比べて周辺人口も増加し、航空機の機種が変わり、騒音被害が拡大していることから県及び基地関係市では、飛行時間帯の縮小などを国へ求めています。
具体的には、12時から13時、並びに18時から翌朝8時までの飛行活動等の禁止や土・日曜・祝日などの飛行活動等の禁止などについて国に求めています。

Q4:以前と比べて騒音がひどくなった。何も改善されていないのではないか?

A4:航空機の機種の変更などにより、航空機騒音に対する苦情については市内全域から寄せられており、市では航空騒音による被害が大変深刻な問題と認識しています。市では県及び基地周辺市で構成する「厚木基地騒音対策協議会」や「神奈川県基地関係県市連絡協議会」などで米軍及び国の関係機関に対して、航空機騒音の軽減・解消を求めています。
これまでの成果として、NLP(夜間連続離着陸訓練)の約90%が硫黄島へ移転されたことや基地開放日のデモンストレーションフライトが廃止されたことがあげられます。
今後も引き続き、航空機騒音の抜本的な解決に向けて、県及び基地周辺市とともにねばり強く米軍及び国へ働きかけていきます。

Q5:米軍機の訓練について情報提供はあるのか?

A5:米軍機の訓練内容については、NLP(夜間連続離着陸訓練)以外の情報提供はありません。
そのため、どのような訓練が行われているかはわかりません。
藤沢市では、県及び基地周辺市などで構成する「厚木基地騒音対策協議会」などで、激しい騒音が発生することが予測される訓練については、情報提供を求めています。

Q6:NLPとは?

A6:夜間連続離着陸訓練(NightLandingPractice)といいます。
空母の出港が近づくと行われる訓練で、空母への着艦のため、滑走路を空母の甲板に見立てて行う離着陸訓練(タッチ・アンド・ゴー)です。
空母の甲板は300mほどしかないため、空母への着艦は陸上の着陸とは違い、かなり困難な着陸で高度なテクニックが必要となります。
特に夜間の空母への着艦は危険なため、夜間にこの訓練を繰り返し行い、体に徹底的に着艦の感覚を覚えさせるために行われるものです。
空母の出港間際には、必ず実施される訓練です。

Q7:特定防衛施設周辺整備調整交付金とは?

A7:本市では、「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」第9条に基づき、防衛省から特定防衛施設周辺整備調整交付金の交付を受けております。各事業など内容については、特定防衛施設周辺整備調整交付金についてをご覧ください。

 

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