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更新日:2025年2月18日
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地域福祉シンポジウムを開催しました!(2月9日実施)
地域福祉シンポジウム 孤独・孤立を考える
2024年4月1日「孤独・孤立対策推進法」が施行され、孤独・孤立は社会全体で対応しなければならない問題とされています。そこで「孤独・孤立」をテーマに、藤沢市の地域福祉に関するシンポジウムを開催しました。
当日は約228名の方にご参加いただきました。
「デジタル時代の中、AIでなく人とのつながり、会話の重要性をあらためて感じました。」
「普段の生活の中でのあたりまえの声かけやあいさつ、信頼関係づくりがとても大切なんだと改めて感じました。」
等のご感想もいただきました。
登壇者の皆様並びに参加者の皆様、誠にありがとうございました。
本シンポジウムの詳細は下記のとおりです。
- 2025年2月9日(日)
- 午後1時30分~午後3時30分 (開場 午後1時)
- 藤沢市湘南台文化センター 市民シアター ホール
- 申込不要・無料
- 定員600人
- 手話通訳・要約筆記あり
第1部 基調講演
基調講演では、内閣府孤独・孤立対策推進参与である大西氏から、国の動向や地域の実践で求められることをお話しいただきました。
講演者:大西 連 氏(認定NPO法人自立サポートセンター・もやい理事長)
1987年、東京生まれ。2010年頃からホームレス支援、生活困窮者支援に携わる。現場での支援活動のみならず、生活保護制度などの情報発信、社会保障施策についての政策提言等おこなっている。主著に『すぐそばにある「貧困」』(2015年ポプラ社)など。2021年6月より内閣官房孤独・孤立担当室政策参与、2024年4月より内閣府孤独・孤立対策推進参与も務める。
第2部 トークセッション
トークセッションでは、「孤独・孤立」を根底に様々な形で表れる福祉課題について、湘南エリアの具体的な取組を進める方々からお話をいただきました。
登壇者1:丸山 康彦 氏(ヒューマンスタジオ 不登校・ひきこもり研究所 代表)
不登校のため高校を7年かけて卒業。大学卒業1年後からひきこもり状態を経て2001年「ヒューマンスタジオ」設立。2003年から不登校・ひきこもり専門の相談室として、相談・家族会・連続講座・相談会などを通じて理解と対応のあり方を伝えている。現在「藤沢市社会福祉協議会」アドバイザー(相談・助言・研修)など幅広く活動。
登壇者2:岡 えり 氏(株式会社Lively代表)
藤沢市在住。神奈川県保健福祉大学卒業後、作業療法士として精神科病院や訪問看護ステーションで勤務。3児の子育てと両立できる仕事を求め、在宅で対話サービスの仕事をスタート。コミュニケーションの価値と未病ケアの重要性を実感し、2020年に株式会社Livelyを共同創業。現在、オンラインで気軽に話を聴いてもらうアクティブリスニング「LivelyTalk」の運営等幅広く活動。
登壇者3:樅山 枝里 氏(ひとりやないで!~統合失調症の親と向き合う子どもの広場~代表)
大学時代、神奈川県初の精神疾患の親と向き合う子ども向け家族会「ひとりやないで!」を立上げ、現在活動歴12年目。人材紹介会社での営業職や横浜市内での精神障がい者向けグループホーム・地域活動支援センターで従事後、現職のキューブ・インテグレーション(株)に参画。精神疾患の子をもつ親向けの家族会は存在したが、子どもに焦点を当てた家族会がなかったことをきっかけに、奇数月に1回、子どもの立場に限定した集まりを設ける事で、子の立場の疲弊・社会的孤立を防ぐことを目的に活動。
司会:小川 優 氏(フリーアナウンサー/「障がいのアナ」代表)
大学で看護学を学び、卒業後は藤沢市立白浜養護学校の保健室に勤務する。障がいとは社会の中にあるのでは…と感じ、もっと現場の声や生きる命の価値を伝えたいとアナウンサーへ転身。地元のコミュニティFMをはじめ、情報を発信する専門家として活動する。
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