ページ番号:26030
更新日:2025年9月17日
ここから本文です。
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)
~学校・家庭・地域が笑顔でつむぐ子どもの未来~
藤沢市教育委員会では、保護者や地域の方が学校の応援団として、学校運営に参画するコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)を令和3年度(2021年5月)にモデル校2校で試行導入し、令和7年度(2025年5月)には延べ48校に設置するなど、段階的に全市立小・中・特別支援学校55校への設置を目指しています。『地域とともにある学校づくり』を進め、子どもたちの豊かな成長と健やかな育ちを支えていきます。
↓↓↓【動画】コミスクとは?~藤沢市の取組紹介(藤沢市広報番組/ふじさわ情報ナビ)
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)とは
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)とは、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5」の規定により、学校に置くように努めなければならない機関であり、保護者や地域の方が一定の権限と責任を持って学校運営について参画する仕組みです。この学校運営協議会を設置している学校のことをコミュニティ・スクールといいます。
2025【概要版】CS制度説明資料「Shall we Community School?」(PDF:1,181KB)
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の魅力
- 保護者や地域の方が学校運営に参画することにより、地域に開かれた信頼される学校づくりが進められる
- 学校と保護者や地域の方が情報を共有するようになり、関係が深まることや協力が得られやすくなる
- 保護者・地域の方の学校運営への理解が深まり、学校を支援してもらえる
- 地域ならではの特色ある学校づくりが進められる
- 学校に多くの方が関わることにより、地域の力をいかした教育活動が充実する
- 子どもたちや保護者と地域の方とのつながりが深まる
- 保護者や地域の協力により、教職員が子どもと向き合う時間を確保できる
- 保護者にとっても、地域の中で子どもたちが育てられているという安心感がある
- 地域の方にとっては、自身の経験を生かすことで生きがいや自己有用感につながる
- 地域住民のボランティア志向や、地域の子どもは地域で育んでいこうという意識が高まるなど
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の委員
- 委員は、学校長の意見を参考に、教育委員会が任命する。
- 一協議会における委員の人数は15人以内とし、校長も一委員となる。(複数学校による合同設置の場合は30人以内)
- 委員は地公法第3条第3項第2号の特別職地方公務員の身分を有する。
【地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5抜粋】
学校運営協議会の委員は、次に掲げる者について、教育委員会が任命する。
(一)対象学校の所在する地域の住民
(二)対象学校に在籍する生徒、児童又は幼児の保護者
(三)社会教育法第九条の七第一項に規定する地域学校協働活動推進員その他の対象学校の運営に資する活動を行う者
(四)その他当該教育委員会が必要と認める者
取組事例
地域資源を活用した校外学習の実施、ICT端末を活用した授業の補助、体力・運動能力調査の測定や下校時の見守り等の人的支援などが保護者や地域の方の協力によって進められています。また、子どもたちからの呼びかけに地域の方々が応える取組にも発展するなど地域のつながりも深まっています。
地域・保護者ボランティアによるICT端末を活用した授業の補助
市民センターによる学校と地域の橋渡し支援
児童(委員会活動)が作成したチラシを地域全体へ回覧、テトラパックやベルマークを回収
学校運営協議会_設置状況
令和8年度までに、市立小・中・特別支援学校(55校)すべての学校への設置をめざします。
地域名 【小学校数・中学校数(白浜養護を含む)】 |
令和3年度設置 | 令和4年度設置 | 令和5年度設置 | 令和6年度設置 | 令和7年度設置 |
六会地区 【3校・1校】 | ― | 六会中 | 天神小 | 亀井野小 | 六会小 |
片瀬地区 【1校・1校】 | 片瀬小 | 片瀬中 | ― | ― | ― |
明治地区 【3校・2校】 | ― | 明治小 | 羽鳥中 | 八松小 | 明治中 |
御所見地区 【2校・1校】 | ― | 御所見中 | 御所見小 | 中里小 | ★(御所見小・中里小・御所見中) |
遠藤地区 【1校・1校】 | 秋葉台小 | 秋葉台中 | ― | ★(秋葉台小・秋葉台中) | ― |
長後地区 【2校・2校】 | ― | 富士見台小 | 高倉中 | 長後小 | 長後中 |
辻堂地区 【4校・3校】 | ― | 高砂小 | 湘洋中 | ★(高砂小・浜見小・高浜中) | 鵠南小 |
善行地区 【2校・1校】 | ― | 善行中 | 善行小 | 大越小 | ― |
湘南大庭地区 【5校・2校】 | ― | 駒寄小 | 滝の沢中 | ★(大庭小・小糸小・大庭中) | 滝の沢小 |
湘南台地区 【1校・1校】 | ― | 湘南台小 | 湘南台中 | ― | ― |
鵠沼地区 【2校・1校】 | ― | 鵠沼中 | 鵠洋小 | 鵠沼小 | ― |
藤沢地区 【4校・2校】 | ― | 藤沢小 | 大清水中 | 第一中 | ― |
村岡地区 【5校・2校】 | ― | 高谷小 | 村岡中 | 大鋸小、藤ヶ岡中 | 村岡小、大道小、新林小 |
★…統合運営型の学校運営協議会(複数校で1つの協議会を設置するもの)
地域学校協働本部との効果的な連携
学校運営協議会と地域学校協働本部の双方が機能することにより、地域住民等の意見を学校運営に反映させながら、幅広い地域住民等の参画により、子どもたちの成長を支える活動の活性化につながるなど、両輪として相乗効果を発揮していくことが期待されます。今後、各地域の実情や特性に十分な配慮をしつつ、教育委員会のサポートにより、体制の構築をしていきます。
藤沢市学校運営協議会_資料
- 藤沢市学校運営協議会規則(PDF:113KB)
- 2025【概要版】CS制度説明資料「Shall we Community School?」(PDF:1,181KB)
- 令和6年度_課題に応じた目標等(地域と学校の連携・協働体制構築事業関係)(PDF:119KB)
情報の発信元
教育委員会教育部教育総務課
〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎3階
電話番号:0466-50-3556(直通)
ファクス:0466-50-8424