ホーム > 健康・福祉・子育て > 健康・医療 > 予防接種 > HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種 > HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)のキャッチアップ接種について

ここから本文です。

更新日:2023年12月19日

HPVワクチンのキャッチアップ接種について

HPVワクチンについては、平成25年6月14日の厚生労働省からの勧告に基づき、藤沢市では積極的な勧奨を控えておりましたが、令和3年11月26日付けで、接種について積極的な勧奨差し控えを終了することが通知されました。この通知を受け、藤沢市では、令和4年度より積極的な勧奨を再開しました。積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方は、公平な接種機会を確保する観点から、不足回数分について、あらためて公費による予防接種(キャッチアップ接種)を受けることができます。HPVワクチンについてはこちらをご覧ください。
なお、積極的な勧奨の差し控えにより公費(無料)による接種機会を逃した方で、既に任意接種(全額自己負担)として接種を受けた方への費用の助成(償還払い)については、こちらのページを確認ください。
令和5年4月1日より、従来の2価、4価HPVワクチンに加え、9価HPVワクチンが定期接種の対象となりました。

HPVワクチン接種の効果について

HPVワクチンの定期接種に関するリーフレットをお読みいただき、ワクチンの効果と副反応について理解した上で、接種を検討してください。
定期接種の対象となるHPVワクチンは3種類あります。

ワクチンの種類 予防するHPVの型
サーバリックス(2価HPVワクチン) 16型、18型
ガーダシル(4価HPVワクチン) 6型、11型、16型、18型
シルガード9(9価HPVワクチン) 6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型

※16型と18型が子宮頸がんの原因の50~70%を占め、31型、33型、45型、52型、58型まで含めると、子宮頸がんの原因の80~90%を占めます。
※6型と11型は尖圭(せんけい)コンジローマの原因となるものです。尖圭コンジローマとは、性器や肛門のまわりにイボ(カリフラワー状)ができる病気で、自覚症状がないのが特徴です。再発しやすく、完治が難しいと言われています。
ワクチンで防げない発がん性HPVもあるため、ワクチン接種後も20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を定期的に受けてください。

HPVワクチン接種の副反応について

HPVワクチンは筋肉注射ですので、強い痛みを伴うことがあります。HPVワクチン接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれに報告される副反応として、アナフィラキシー等の過敏反応、ギラン・バレー症候群、血小板減少紫斑病、急性散在性脳脊髄炎等があります。接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は速やかに医師の診察を受けてください。
HPVワクチンの接種を受けた後は、体調の変化がないか十分に注意してください。
 詳しい情報はこちらをご覧ください:HPVワクチン接種したお子様及びその保護者向けリーフレット(外部サイトへリンク)

接種実施期間

令和4年4月1日~令和7年3月31日(指定医療機関の休診日を除きます。)

対象者

平成9年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた方で、HPVワクチンの接種を完了していない女性(過去の接種歴については、公費・自費による接種ともに含みます。)
※キャッチアップ接種期間中に定期接種の対象から新たに外れる19年度生まれの方についても順次キャッチアップ接種の対象者となります。

費用

無料
指定医療機関以外で接種した場合、助成の対象になりません。

接種回数・接種間隔

使用するワクチンによって異なります。

hpvschedule

(出典:厚生労働省 HPVワクチンリーフレット)

2価・4価HPVワクチンと9価HPVワクチンとの交互接種について

原則、同じ種類のワクチンで規定の回数を接種してください。ただし、2価または4価HPVワクチンで規定の回数の一部を完了し、9価HPVワクチンで残りの回数の接種を行う交互接種についても、実施して差し支えないとされています。現時点において、交互接種における免疫原性や安全性に関する懸念は報告されていません。 交互接種を行う際は、接種する医療機関から十分な説明を受けた上で接種してください。
なお、2価または4価HPVワクチンで接種を開始し、定期接種として9価HPVワクチンで接種を完了する場合は、9価HPVワクチンの接種方法に合わせ、1回目と2回目の間隔 を1ヵ月以上、2回目と3回目の間隔を3ヵ月以上空けて接種します。

接種方法

市内指定医療機関(PDF:141KB)必ず事前に予約してください。(藤沢市では助成券等はお送りしていません)

持ち物

健康保険証等、年齢がわかるもの
2回目以降接種する場合、過去に接種した記録が確認できる「母子健康手帳」「HPVワクチン接種済証」等を持参してください。
(医師の判断で接種が受けられなかった場合でも、予診のみと記載された「HPVワクチン接種予診済証」をもらってください。)

接種が不適当な方

  1. 明らかな発熱を呈している方
  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
  3. ワクチンの成分に対して過敏症を呈したことがある方
  4. 妊婦または妊娠している可能性のある方
  5. 上記に掲げる方のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある方

(詳しくは、医師とご相談ください。)

HPVワクチンに関する相談先

接種後に健康に異常があるとき

まずは、接種を行った医師・かかりつけの医師にご相談ください。HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に関する協力医療機関(外部サイトへリンク)の受診については、接種を行った医師又は、かかりつけの医師にご相談ください。

不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき
・医療や国への医療費請求など総合的なご相談は

 神奈川県健康医療局医療危機対策本部室 電話番号 045-210-4791(直通)

・学校生活や学習についてのご相談は

 神奈川県教育局高校教育課 電話番号 045-210-8260(直通)

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般の相談

厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口( 外部サイトへリンク )(外部サイトへリンク)

予防接種による健康被害救済に関する相談

藤沢市健康づくり課

電話番号:0466-21-7344(直通)

過去に実施した藤沢市HPVワクチン接種後の体調等に関するアンケート調査の結果について

当ページの「これまでの経過」でも触れておりますように、HPVワクチンは平成25年4月1日に予防接種法による定期接種となりましたが、当時、ワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛等が、ワクチン接種後にみられたことから、同年6月に厚生労働省は積極的勧奨を差し控えることとしました。(積極的勧奨は令和3年11月26日をもって再開しています。)
藤沢市では、積極的勧奨を控えていた時期に当たる平成26年に、HPVワクチンを接種した方(※)に対し、体調の変化についてのアンケート調査を実施しました。
(※)予防接種法による定期接種化以前に、任意接種としてワクチン接種を受けた方も含みます。

【対象者】平成23年3月1日から平成26年3月31日までにHPVワクチンを接種した方

【調査方法】対象者に調査用紙を送付し、郵送で回答

【調査結果】こちら(PDF:51KB)をご覧ください

リンク

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

情報の発信元

健康医療部 健康づくり課

〒251-0022 藤沢市鵠沼2131番地の1 藤沢市保健所1階

電話番号:0466-21-7344(直通)

ファクス:0466-50-0668

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページの情報は見つけやすかったですか?