ホーム > 防災・安全 > 消防・救急 > 消防 > 落雷による火災について

ページ番号:28876

更新日:2025年6月26日

ここから本文です。

落雷による火災について

令和元年以降、市内で落雷による火災は発生していませんが、過去の傾向をみると長後地区や遠藤地区など、北部地域で比較的多く落雷による火災が発生しています。

このページでは、落雷による火災について紹介します。

雷とは

雷とは、大気中に起こる放電現象で、この放電には雲の中の正電荷と負電荷の間に発生する「雲間放電」と、雲と大地の間に発生する「落雷」の2種類に分けられます。

また、この放電現象が発生したときに聞こえる「雷鳴」は、放電通路の空気が10,000度から20,000度に熱せられ、膨張したときに発生する音で、雷鳴の聞こえる範囲は、約15kmにも及ぶといわれています。

落雷の分類

落雷は、その雷撃の受け方によって直撃雷、側撃雷、誘導雷、侵入雷の4種類に分類されます。

  1. 直撃雷とは、雷放電の主放電が直接建築物等に当たる場合のことをいいます。
  2. 側撃雷とは、落雷の主放電から分岐した放電が建築物等に当たることや、他の樹木等に当たった放電がさらに建築物等に伝播することをいいます。
  3. 誘導雷とは、落雷や雲間放電の発生時に形成される電磁パルスによって周囲のものが誘起(電磁誘導)され誘導電流が生じることをいいます。
  4. 侵入雷とは、電線などに落雷した際、雷電流が電線上を進行し、建築物等の内部の電気配線に流れることを言います。

落雷による火災

落雷により建物内部に雷電流が発生した場合、雷電流の流れるルートにもよりますが、電力計や分電盤、コンセントなどの電気設備や、コンセントに接続された電気機器が故障し、最悪の場合出火に至ることがあります。また、電話線や通信線などを介して機器に被害が及ぶこともあります。

建物に直接当たっていない場合でも、電線などを通じて建物内部まで雷電流が入り込み、被害が発生することがあります。(誘導雷、侵入雷など)

落雷による被害を防ぐには

雷注意報や警報が発令された場合は、不要なコンセントを抜くことを心がけましょう。普段から不要なコンセントを抜いておくという習慣づくりも大切です。また、雷サージ保護機能付きの製品を使用することで機器の被害を減らすことができる場合があります。

自然現象である落雷は、どこで発生するかわかりません。予め対策を行い、火災予防に努めましょう。

情報の発信元

消防局 予防課

〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 防災センター1階

電話番号:0466-50-8249(直通)

ファクス:0466-25-5301

お問い合わせ(外部サイトへリンク)

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?