ホーム > 市政情報 > 広報 > 報道発表・プレスリリース > 麻しん(はしか)患者の発生について(第3報)
ページ番号:34306
更新日:2025年6月19日
ここから本文です。
麻しん(はしか)患者の発生について(第3報)
2025年(令和7年)6月16日、藤沢市内の医療機関から保健所に、麻しんと診断された患者の届け出がありました。それを受けて、遺伝子検査を実施したところ、同年6月17日に麻しん陽性であることが確定しました。
これは、同年6月12日に公表した麻しん患者(令和7年1例目)を含め、今年3例目の患者となります。感染経路は現在調査中です。
また、保健所が患者の行動や接触者について調査したところ、周囲に感染させる可能性のある時期に従事した施設があることが判明しました。不特定多数の方と接触している可能性が否定できないため、広く情報提供します。
なお、上記3例目のほか、2例目患者の接触者が修飾麻しん※であることが判明したため、本市ではそれを含めて今年4例目の患者を確認しました。
※『修飾麻しんとは』
麻しんに対する免疫は持っているけれども不十分な人が麻疹ウイルスに感染した場合、軽症で非典型的な麻しんを発症することがあります。感染力は典型的な麻しんに比べて弱いといわれていますが、接触感染・飛沫感染の可能性があるので、手洗いやマスク着用等の対策が有効です。
3例目患者の概要
- 年代、性別:30歳代、男性
- 発症日:2025年(令和7年)6月9日(月曜日)
- 主な症状:発熱、結膜充血、コプリック斑、発疹
- 予防接種歴:あり(1回)
- 海外渡航歴:なし
周囲に感染させる可能性のある期間に患者が従事した施設
日付 | 時間 | 施設 |
6月8日(日曜日) | 午前10時から午後4時30分頃まで | スーパー三和藤沢橋店 |
6月9日(月曜日) | 午前10時から午後7時40分頃まで | |
6月11日(水曜日) | 午前10時から午後5時30分頃まで | |
6月12日(木曜日) | 午前10時から午後4時20分頃まで | |
6月14日(土曜日) | 午前10時から午後4時30分頃まで | |
6月15日(日曜日) | 午前10時から午後2時20分頃まで |
- 上記日時に当該施設を利用された方で、利用日から3週間(21日間)の間に、発熱や発疹等、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、麻しんの疑いがあることを伝え、指示に従い受診してください。
- 施設への直接のお問い合わせはお控えください。個人情報保護の観点から患者やその家族・関係者等が特定されないよう、また、施設に対する風評被害がないよう特段のご配慮をお願いします。
市民の皆様へ
麻しんについて
- 麻しんの潜伏期間は、約10日から12日(最大21日間)で、麻しん患者と接触した場合には、接触後3週間(21日間)注意が必要です。
- 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。発熱が約2日から3日間続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
- 感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強く、発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前から発疹出現後4日目から5日目くらいまでとされています。
- 麻しんは、予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる最も有効な予防方法です。麻しんの定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)をまだ受けていない方は、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。
詳しくは市HPの「麻しん(はしか)」をご確認ください。
(参考)麻しん発生状況(検査確定例)
令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 | 令和7年 | |
藤沢市 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 ※1 |
全国 | 6 | 6 | 28 | 45 ※2 | 135 ※3 |
(修飾麻しん含む)
※1 2025年(令和7年)6月18日時点の数値
※2 暫定値
※3 2025年(令和7年)6月8日時点の数値(国立健康危機管理研究機構)
プレスリリース資料
プレスリリース資料はこちら(PDF:120KB)
情報の発信元
健康医療部 保健予防課
〒251-0022 藤沢市鵠沼2131番地の1 藤沢市保健所4階
電話番号:0466-50-3593(直通)
ファクス:0466-28-2121