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更新日:2024年2月26日

麻しん(はしか)

麻しんは、平成27年3月27日付けで、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が排除状態にあることが認定されましたが、その後も海外で感染した患者を契機とした国内での感染拡大事例が散見されています。

医療機関と一般市民向けにQ&Aを作成していますので、参考にしてください。

麻しんとは?

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
◆症状:発熱・咳・鼻水といった風邪のような症状の後、高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、麻しん患者1,000人に一人は脳炎を合併し、命に関わることもあります。
◆感染経路:空気感染、飛沫感染、接触感染により感染し、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われます。
◆潜伏期間:約10~12日
◆治療:症状に応じた対症療法

麻しんについて(英語版):厚生労働省ホームページ「Measles」(外部サイトへリンク)

麻しんかもしれないと思ったら

発疹、発熱など麻しんを疑う症状がある場合、事前に医療機関に電話等で伝えた上で、その指示に従ってご受診ください。また麻しんの感染力は非常に強いと言われています。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けていただくようお願いします。

【厚生労働省リーフレット】「麻しん(はしか)」の感染事例が報告されています!(PDF:282KB)

予防方法

唯一の予防方法はワクチン接種です。

マスクをしていても防ぐことはできません。

◆1回の接種で95%、2回の接種で99%程度の方が麻しんウイルスに対する免疫を獲得できるといわれています。ご自身の予防接種歴を確認してください。麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)が未接種の場合は接種をご検討ください。定期予防接種対象者は、早めに確実に受けましょう。
予防接種の種類による対象年齢と接種回数
【厚労省リーフレット】麻しん(はしか)はワクチン接種が予防に有効です!(PDF:82KB)

 

◆海外に渡航予定のある方は、渡航先の麻しん流行状況を確認してください。
渡航先が麻しん流行国の場合は、必ずご自身の麻しん含有ワクチンの接種歴を確認しましょう。

未接種の場合は接種後に渡航をご予定ください。

◆帰国後には、2種間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意してください。

【厚生労働省リーフレット】麻しん出国前帰国後の注意事項(PDF:337KB)

 

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