ページ番号:18692
更新日:2025年4月25日
ここから本文です。
野生鳥獣による生活被害について
「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により、無許可での鳥獣の捕獲等(殺傷や卵の採取も含みます。)は、禁止されています。
鳥獣による生活被害防止のため、アライグマなどの捕獲檻の貸出しを無料で行っています。詳しくは、環境保全課までご相談ください。
関連リンク
目次
‣アライグマ ‣ハクビシン ‣クリハラリス(タイワンリス) ‣カラス ‣ドバト ‣トビ ‣ネズミ(担当課:生活衛生課)
アライグマ
特徴
- 体長80cm前後。
- 耳は立っており、白っぽく枠どりされているようになっています。
- 目の周りから頬にかけて鼻の色は黒色で、目の上と鼻先にかけては白色です。
- 手の指が5本で人間の手のひらのように分かれており、爪が伸びています。
- 尾にしま模様があります。
習性
- 夜行性で水辺を好みますが、森林、湿地、畑、市街地など幅広い環境に生息します。
- 雑食性で、果実や野菜などの農作物、池の鯉や金魚を食べます。
- 繁殖活動が1月~2月に活発となり、約2か月の妊娠期間を経て、春に3~7頭の子を産みます。
※アライグマは、「特定外来生物」に指定されています。
※特定外来生物とは
本来、日本には生息していなかった生物が、海外から来て住み着いてしまった場合、この生物を外来生物といいます。特定外来生物とは、外来生物のうち、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすものとして指定されるものです。
被害内容
家屋の天井裏侵入、フン害、庭木や飼育魚の食害、生態系への影響など
自衛策
- 家屋侵入されている場合は、追い出しをするために、市販の煙の出るタイプのくん煙剤をたいてください。
- 侵入口になる隙間を全て閉じてください。
- 屋外に置いたペットの餌や、取り残した果実を放置しないでください。
- 池や屋外にある水槽で魚を飼育している場合は、しっかりと金網などを設置してください。
- 水で薄めた木酢液や消毒液を、ペットボトルなどの容器に入れて敷地内に置きます。アライグマは夜行性のため、夜に蓋を開けておくと、近寄らないといわれています。
捕獲檻の貸出しについて
専門業者の紹介について
専門業者の紹介をご希望の場合は、次の団体にご相談ください。
費用がかかりますので、事前に金額を確認することをおすすめします。
公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会
電話 0120-064-643または045-681-8585
受付時間 【平日(月~金曜日)】午前9時から午後5時まで
関連リンク
ハクビシン
特徴
- 体長100cm前後。
-
額から鼻にかけて白い筋がはいっています。
習性
- 夜行性で、木登りが得意です。平地から山地に生息し、人家の天井裏にも棲みつきます。ねぐらは複数あり、転々として生活をしています。
- 雑食性で、果実や野菜などの農作物を好んで食べます。
- 一年中子どもを産み、人家の天井裏などで子育てをします。
被害内容
家屋の天井裏侵入、フン害、庭木の食害など
自衛策
- 家屋侵入されている場合は、追い出しをするために、市販の煙の出るタイプのくん煙剤をたいてください。
- 侵入口になる隙間を全て閉じてください。
- 屋外に置いたペットの餌や、取り残した果実を放置しないでください。
- 水で薄めた木酢液や消毒液を、ペットボトルなどの容器に入れて敷地内に置きます。ハクビシンは夜行性のため、夜に蓋を開けておくと、近寄らないといわれています。
捕獲檻の貸出しについて
専門業者の紹介について
専門業者の紹介をご希望の場合は、次の団体にご相談ください。
費用がかかりますので、事前に金額を確認することをおすすめします。
公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会
電話 0120-064-643または045-681-8585
受付時間 【平日(月~金曜日)】午前9時から午後5時まで
クリハラリス(タイワンリス)
特徴
- 体長40cm前後。
- 全体的に灰褐色。
習性
- 昼行性で、主に樹上で生活をしています。
- 果物や木の実を好み、餌の少ない時期は樹皮を剥いで樹液を食べます。
- 生後1年で繁殖を開始し、最大で年に3回繁殖が可能で、1回に1~2頭産みます。
※クリハラリス(タイワンリス)は、「特定外来生物」に指定されています。
被害内容
庭木被害、家屋の天井裏や戸袋などへの侵入、木材・電線や電話線をかじるなどの物的被害、生態系への影響など
捕獲檻の貸出しについて
専門業者の紹介について
専門業者の紹介をご希望の場合は、次の団体にご相談ください。
費用がかかりますので、事前に金額を確認することをおすすめします。
公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会
電話 0120-064-643または045-681-8585
受付時間 【平日(月~金曜日)】午前9時から午後5時まで
カラス
藤沢市内で多く見られるカラスは、ハシブトガラスとハシボソガラスという種類です。
被害内容
3~8月頃の繁殖期による威嚇・攻撃行動、フン害、ごみ荒らしなど
自衛策
繁殖期による威嚇・攻撃行動に対しての自衛策
- 枝の剪定を行って、営巣されないようにしてください。
- 巣やヒナに近づかないでください。
- 人の後頭部を狙って後ろから飛んできて、足で蹴って攻撃するため、帽子や傘で頭を守り、親ガラスに背を向けずその場を離れてください。
- 近くで巣を見つめていると、巣を狙っていると認識されてしまいますので、(特に高い場所から)巣を見ないようにしましょう。
- カラスは攻撃の前に、枝をつついたり、くちばしをカチカチ鳴らしたり、人に向かって大声で泣いたりなどのような威嚇行動をとります。攻撃されないように、威嚇のサインにも注意しましょう。
原因となる巣への対処について
原因となる巣への対処について
カラスの巣の撤去につきましては、営巣場所の土地や施設の管理者又は所有者に行っていただいております。その土地や施設の管理者又は所有者にご相談ください。
問い合わせ先
営巣場所 | 連絡先 | 電話番号 | |
電柱 | 東京電力パワーグリッド(株)コンタクトセンター | 0120-995-007 | |
NTT東日本(NTT東日本ホームページ【web受付フォーム】(外部サイトへリンク)) | 0120-444-113 | ||
街路樹 | 国道1号 | 国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所 | 045-311-2981(代表) |
国道134号・国道467号・県道 | 神奈川県藤沢土木事務所 | 0466-26-2111(代表) | |
市道 | 道路維持課 | 0466-50-3548 | |
市が管理している公園・みどりの広場 | 公園課 | 0466-50-3535 | |
市立小中学校 | 学校施設課 | 0466-50-3557 | |
公共施設 | 施設の管理者 | ||
民有地 | 土地の所有者または管理者 |
卵やヒナがいる巣を撤去する場合は、事前に「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づく、捕獲許可が必要となりますので、環境保全課にご相談ください。(卵やヒナがいない巣のみの撤去の場合は、捕獲許可の手続きは必要ありません)
巣立ちビナの捕獲
巣立った直後のヒナが地上付近にいて、親ガラスが人に威嚇・攻撃を繰り返すなど、人がケガをする等の被害の恐れがある場合、緊急的に市で原因となる巣立ちビナを回収処分します。
※巣立ちビナは疲れて休んでいるだけの場合が多いため、しばらくすると自力で飛んでいきます。親ガラスによる威嚇・攻撃がない場合は、そっとしておいてください。
※市では、フン害、ごみ荒らしなどによるカラスの駆除は行っていません。
専門業者の紹介について
専門業者の紹介をご希望の場合は、次の団体にご相談ください。
費用がかかりますので、事前に金額を確認することをおすすめします。
公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会
電話 0120-064-643または045-681-8585
受付時間 【平日(月~金曜日)】午前9時から午後5時まで
ドバト
- ユーラシア大陸原産のカワラバトから野生化したもので、街や公園など人の生活圏周辺で多く生息しています。
- 様々な模様の個体がいます。
- 繁殖期は一年中で、年に何度も卵を産みます。(通常1回で2個の卵を産みます。)
被害内容
営巣によるフン害など
自衛策
- ベランダなどに侵入されないように、網などをはってください。
- ドバトが止まる場所にテグスなどを設置してください。
- 室外機の隙間などに営巣されることが多いため、入られないように隙間を作らないでください。
- 営巣されてしまった場合は、巣の中に卵やヒナがいなければ、巣を撤去し、可燃ごみとして捨ててください。
- 巣の中に卵やヒナがいる場合は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により、鳥獣の捕獲等(殺傷や卵の採取も含みます。)は禁止されているため、ヒナが巣立っていなくなってから巣を撤去してください。巣立ちまで待てない場合は、専門業者に自費で依頼するか、市に鳥獣の捕獲等許可申請をし、許可証が交付された後に巣の撤去をしてください。詳しくは、鳥獣の捕獲等許可申請についてをご覧ください。なお、許可証交付後に捕獲した個体の処分については、ご自身で行ってください。
※市では、ドバトの駆除やドバトの巣の撤去は行っていません。
専門業者の紹介について
専門業者の紹介をご希望の場合は、次の団体にご相談ください。
費用がかかりますので、事前に金額を確認することをおすすめします。
公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会
電話 0120-064-643または045-681-8585
受付時間 【平日(月~金曜日)】午前9時から午後5時まで
トビ
大きさは、60cm前後で、1年中、海岸や街などで見られます。飛んでいるときに尾が三味線の撥(ばち)の形になっています。
被害内容
海岸付近などで人が食べ物を持っていると、その食べ物を狙って飛びかかってきます。
自衛策
参考:神奈川野生動物救護連絡会作成動画「知って防ぐトビとのトラブル」
- 傘をさしたり、パラソルを使ってください。
- 大きな建物や壁を背にしてください。
- 屋根のあるところ(屋内)で食べるようにしてください。
- 餌付けは止めて、狙う機会を与えないことが大事です。
市の対策
市では、公園管理者や観光協会等を通じて、注意喚起のポスター掲示などを行っています。
図「きけん!!トビにたべものをとられます!!」の注意看板
※市では、トビの駆除は行っていません。
情報の発信元
環境部 環境保全課
〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎8階
電話番号:0466-50-3519(直通)
ファクス:0466-50-8418