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更新日:2026年5月13日
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ハンタウイルス感染症
ハンタウイルス感染症とは
ハンタウイルスはネズミなどのげっ歯類の一部が持っているウイルスです。
南北アメリカ大陸に分布するハンタウイルスは「ハンタウイルス肺症候群」を引き起こし、ユーラシア大陸に分布するハンタウイルスは「腎症候性出血熱」を引き起こします。
「ハンタウイルス肺症候群」は、海外では1993年に米国で発見されて以降、北米、中南米で患者発生の報告があります。日本国内では患者発生の報告はありません。
ハンタウイルス肺症候群の主な症状
潜伏期間は1週間から5週間程度(通常約2週間)であり、突然の発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛などを呈し、嘔吐や下痢を伴うこともあります。急速に症状が進行し、呼吸不全を呈し、死亡することがあります。(死亡率は約40%~50%)
ハンタウイルス肺症候群の感染経路
主な感染経路は、病原体を保有するげっ歯類の排泄物を含む粉じんの吸入や、排泄物で汚染された食品や飲料水の摂取によるものです。
基本的には人から人へ感染するものではありませんが、ハンタウイルスの一種であるアンデスウイルスにおける人から人への感染事例が報告されています。
ただし、これらは飛沫・直接接触などの接触によるものであり、適切な隔離と接触者管理により終息に至ったと報告されています。
ハンタウイルス肺症候群の治療方法
特異的な治療法はなく、対症療法が中心となり、早期の集中治療が必須で、時に早い時点での人工呼吸が必要となります。
ハンタウイルス肺症候群の予防方法
渡航先では、げっ歯類との接触を避け、糞や尿で汚染された粉じんを吸わないよう環境を清潔に保ち、食品は蓋などをして適切に保管してください。国内で承認されたワクチンはありません。
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