0466-25-1111
窓口混雑状況
ここから本文です。
更新日:2023年6月1日
例年、5月頃から増加し始め、6月~9月にかけてピークを迎えます。
下痢や腹痛など体調が悪い方は、医療機関を受診してください。特に子どもや高齢者は重症になることがありますので、注意が必要です。感染症法では3類感染症に分類され、飲食物の製造、販売、調製又は取扱いの際に飲食物に直接接触する業務に従事する際は就業制限を伴います。また、学校保健安全法では第3種の感染症に定められ、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないとされるまで、出席停止の扱いになります。
大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。ほとんどのものは無害ですが、このうちいくつかのものは、人に下痢などの消化器症状や合併症を起こすものがあり、病原性大腸菌と呼ばれています。
腸管出血性大腸菌は、毒力の強い毒素(ベロ毒素)を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳炎(けいれんや意識障がい)を起こします。O26、O157などが知られています。
菌が付着した食べ物が原因となる場合や、患者から便を介して二次感染を起こす場合もあります。
感染後、2~7日程度(平均3~5日)の後、全く症状がないものから軽い腹痛や下痢のみで終わるもの、さらには頻回な下痢や激しい腹痛、血便とともに重篤な合併症を引き起こし、時には死に至ることもあります。
下痢症状があっても自己判断で下痢止めは飲まないようにしましょう。
医療機関に受診し、医師の指示に従ってください。1週間前後の食事内容等を確認することがありますので、誰と何を食べたかなどを思い出しておくと診断がスムーズに進む場合があります。
腸管出血性大腸菌感染症と診断された場合、保健所職員より疫学調査として飲食状況などを確認させていただきます。ご協力よろしくお願いします。
調理作業前、トイレの後は、石鹸を泡立てて手洗いを十分に行いましょう
・生野菜は十分に洗いましょう
・加熱調理の際は、十分に加熱しましょう(75℃以上で1分間以上)
・調理器具の衛生管理にも注意が必要です
腸管出血性大腸菌感染症は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第12条第1項の規定に基づき、診断後直ちに保健所への届出をお願いいたします。
情報の発信元
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください