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更新日:2024年6月27日
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蚊やダニが媒介する感染症
蚊やダニは感染症を運ぶことがあります。蚊やダニが媒介する感染症から身を守るためには、蚊やダニに刺されないことが大切です。
蚊やダニが多そうなところ(キャンプ、ハイキング、農作業など)では注意しましょう。
また、海外へ渡航する場合は、現地の感染症発生状況を事前に確認し、対策を行ってください。
蚊が媒介する感染症
デング熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱、日本脳炎、マラリアなど
蚊に刺されないために
- 肌の露出を少なくする
長袖・長ズボンを着用し、足はサンダルを避ける。 - 虫よけ剤を使用する
※虫よけ剤は、DEET(ディート)、イカリジンの2種類の有効成分の忌避剤が市販されています。
用法用量を確認し、他の対策と組み合わせて対策をとってください。 - 蚊のいる場所(雑草の茂った場所など)は避ける
- 網戸を設置したり、ドアの開閉を少なくして、蚊を家に入れないようにする
蚊を増やさないために
幼虫(ボウフラ)対策
- 住まいの周辺にある「たまり水」を週に一度は捨てましょう。
空き缶や、たまった雨水など、「小さな水たまり」を好んで卵を産み付けます。
成虫対策
- 雑草の草刈りなどを行い、蚊が潜む場所を減らしましょう。
成虫は、草むらややぶの中など風通しの悪いところにいます。
ダニが媒介する感染症
クリミア・コンゴ出血熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ツツガムシ病、回帰熱、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱など
マダニに刺されないために
- 肌の露出を少なくする
長袖・長ズボンを着用し、足はサンダルを避ける。 - 虫よけ剤を使用する。
※虫よけ剤は、DEET(ディート)、イカリジンの2種類の有効成分の忌避剤が市販されています。
用法用量を確認し、他の対策と組み合わせて対策をとってください。 - 明るい色の服を着る。(マダニを目視で確認しやすくするため)
マダニに咬まれた場合
マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われています。吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。
蚊やダニが媒介する感染症に関するQ&A(厚労省)
蚊媒介
ダニ媒介
海外に渡航される方へ!
蚊やダニが媒介する感染症は、世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しています。渡航前に現地の情報収集を行い、蚊の対策を行ってください。
現地で蚊にさされて体調を崩した場合は、医療機関を受診する際に、渡航歴を伝えてください。
妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関連が示唆されていることから、世界保健機関(WHO)は、妊婦は流行地域への渡航をすべきではないと勧告しています。
詳しい情報は→厚生労働省検疫所FORTH(外部サイトへリンク)
蚊媒介感染症について広報番組で取り上げていただきました!
CATV広報番組(平成30年度放送)
「蚊に気をつけましょう~家庭でできる予防策~」(外部サイトへリンク)
情報の発信元
健康医療部 保健予防課
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