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更新日:2024年4月1日
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マイクロプラスチックを出さないようにしましょう!
マイクロプラスチックについて
海洋ごみ(漂流・海岸漂着・海底ごみ)のなかでも、プラスチック製のごみである「海洋プラスチックごみ」。そのなかで、紫外線や波などの影響により細かく小さくなり、5mm未満の微細なプラスチックごみになったものを「マイクロプラスチック」と呼んでいます。近年、海洋生態系への影響が懸念され、いろいろなプラスチック製品から発生しているといわれております。
一次的マイクロプラスチック
洗顔料や歯磨き粉などのスクラブ材に利用されているもので、※マイクロサイズで製造されたプラスチックのことをいいます。排水溝などを通じて自然環境へ流出します。微細であるため、製品化後の対策や自然環境中での回収は困難とされています。
※1mmの1000分の1を1μm(マイクロメートル)といいます。
二次的マイクロプラスチック
大きなサイズで製造されたプラスチックが、自然環境の中で破砕・細分化されてマイクロサイズになったものをいいます。マイクロ化する前の大きなサイズの段階で、回収することも必要です。
発生抑制対策について
海岸ごみの約7割は、陸域から雨水側溝や河川等を経由して海域に排出されたものとされており、マイクロプラスチックの発生抑制として、街・河川・海での取組が大切です。まずは一人一人ができる身近なことから始めることが重要です。
本市の取組
3R(Reuse,Reduce,Recycle)の徹底(啓発)
ごみの減量化、資源化を図るとともに、環境への理解を深めていただくことを目的として、ごみ減量や環境に関する情報誌を年1回作成し、藤沢市内で全戸配布を行っています。
清掃、ごみ持ち帰りなどの各種キャンペーン
ポイ捨て防止等を目的に、藤沢市きれいで住みよい環境づくり条例キャンペーンを行ったり、海岸利用者にごみの持ち帰りをするよう、海の日に片瀬江の島にて、街頭美化キャンペーンなどを行ったりしております。
除塵機によるごみ収集
市内を流れる境川には、海に流出するごみを減らすため、河川除塵機を設置しています。河川内に流出したり、通過するごみを集塵ネットで受け、網を河岸に寄せて人力で回収し、ゴンドラでごみを堤防上に引き上げています。
海岸清掃
相模湾沿岸13市町の海岸を清掃している(公財)かながわ海岸美化財団による海岸清掃に加え、出張講座など市民・事業者等と連携した海岸清掃を行っております。
市民の皆さんへのおねがい
買い物時にマイバッグやマイボトルを持参し、一度限りで捨ててしまうプラスチック製品(ワンウェイプラスチック)を削減したり、きちんと分別したりすることは、3R「リデュース・リユース・リサイクル」の取組として、マイクロプラスチック問題の解決につながります。
また、普段のゴミ出し時にペットボトルやレジ袋などが、風で飛んでいかないようにしたり、カラスなどの生き物によって、いたずらされてゴミが散乱しないようにしたりすることが重要です。また、破損や放置されたプラスチックごみについては、放置したままにせず、交換や適正な処理を行いましょう。
【破損した三角コーン】 【街中に投棄されたフィルム】
【一般向けのマイクロプラスチック発生抑制・流出抑制対策の一例(環境省から)】
情報の発信元
環境部 環境総務課
〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎8階
電話番号:0466-50-3529(直通)
ファクス:0466-50-8417