藤沢市オープンデータライブラリの開設について（2014年5月29日記者会見・項目2）

本市では、オープンデータについて昨年度から秋田県横手市、岡山県倉敷市及び大和市と共同で調査研究を進めてまいりました。その調査研究の中でオープンデータの取り組みを進める重要性を再確認したことから、その手始めとして、すでに公開されているデータを集約したオープンデータサイト「藤沢市オープンデータライブラリ」を本市ホームページ内に6月4日から開設します。

オープンデータとは、行政が保有するデータを公開することで、行政運営の透明性の向上や、公開されたデータを二次利用することで新たな産業の創出が期待できるなどのメリットがあり、平成24年7月に国の「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部（IT総合戦略本部）」において「電子行政オープンデータ戦略」が定められ、オープンデータに対する3つの意義や目的及び基本的な方向性として4つの基本原則が示されました。このようなことから、平成25年度の中ごろから多くの自治体において急速にオープンデータに対する様々な取り組みを検討し始めている状況となっています。

今回のオープンデータサイトの開設については、神奈川県内では政令指定都市を除きますと、共同研究を行った大和市に続いて2番目のホームページ開設となりますが、自治体間に限らず民間企業などとも協力しながら様々な取り組みを進めて行くためにも大変重要な取り組みであると考えております。

本市においても、平成26年度中にはオープンデータを活用したアプリコンテストを実施する予定となっておりますので、オープンデータサイトの開設によりアプリコンテストの注目度が高まり、多くのアイデアやアプリケーションの応募がなされることも期待しております。

今後は、ホームページに掲載するデータを増やし、データ利用する方々からのニーズ等にも対応しながら充実したサイトの構築やオープンデータへの取り組み強化を図ってまいりたいと思います。

資料

記者会見資料（PDF：241KB）

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