ページ番号:31014
更新日:2025年10月2日
ここから本文です。
高齢者の新型コロナワクチン接種について【令和7年度の接種は2025年(令和7年)10月1日(水曜日)から開始します】
新型コロナワクチン予防接種は、令和6年度から主に65歳以上の方を対象とした定期接種になりました
定期接種は、感染したときに重症化しやすい高齢の方を対象に、新型コロナウイルス感染症の蔓延及び重症化予防を目的として実施しています。
なお、この予防接種に接種を受ける努力義務はありません。また、2024年(令和6年)3月まで実施していた臨時接種においては、国への副反応疑いが報告されています。接種を受ける前に、接種によって得られる効果と副反応などのリスクを比較したうえで、ご本人の意思に基づき接種を判断してください。
副反応についての情報はページ下部をご覧ください。
接種の概要
対象者
接種日現在、藤沢市内に住民登録があり、次のいずれかに該当する方
- 接種日に65歳以上の方
- 接種日に60歳以上64歳以下で、心臓・腎臓・呼吸器機能に障がいがあり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障がいがあり、日常生活がほとんど不可能な方(厚生労働省令に定められた障がい1級程度に相当する方)
- 生年月日が昭和35年(1960年)10月1日以降の方は、65歳の誕生日から接種が可能です
- 上記2に該当する方は、接種するときに障がい者手帳をお持ちください
- 上記1及び2の対象者以外の方も、全額自己負担による任意接種は可能です
実施期間
2025年(令和7年)10月1日(水曜日)から2026年(令和8年)1月31日(土曜日)まで
- 指定医療機関の休診日を除きます
- 定期接種の対象者でも、実施期間以外に接種した場合は任意接種となります(全額自己負担)
接種費用(自己負担額)5,100円
- 指定医療機関(PDF:730KB)以外で接種した場合は、全額自己負担となります(費用助成後の5,100円ではありません)
- 令和6年度は国の助成金を受けて接種費用が安く抑えられていましたが、令和7年度は国からの助成が終了したため接種費用を変更しています。
次の方は費用が免除となりますので、接種するときに確認するための書類をお持ちください
- 生活保護を受給している方→生活保護受給証明書
- 中国残留邦人の方→市が発行する本人確認証
- さかのぼりの申し出や後日返金することはできませんのでご注意ください
接種回数1回
定期接種は、実施期間中に1回のみ、上記の金額で接種できます。2回目以降を希望する場合は任意接種となり、接種費用は全額自己負担です。
接種方法
指定医療機関(PDF:730KB)に、ご自身で予約をしてください。
- 接種の予約は市役所、市民センター、保健所、コンタクトセンターではできません
接種当日は、住所・氏名・生年月日が確認できる本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証、健康保険の資格確認書、運転免許証など)をお持ちください。
- 予診票(問診票)は医療機関にあります
- 接種券(クーポン券)の発行はしません。接種券なしで、予約、接種が可能です
指定医療機関以外(市外等)で接種を受ける場合
藤沢市に住民登録をしたまま市外の高齢者施設等にご入所、ご入院されている方などで、藤沢市内の指定医療機関(PDF:730KB)で接種を受けることが難しい方は、償還払い(一時立て替え払い・後日申請による払い戻し)制度をご案内します。万一、重篤な副反応が起きた場合に、健康被害救済制度の適用の対象となるためには、次のとおり手続きが必要です。申請は必ず接種前にしてください(事後申請不可)。
- 施設等で接種をする場合でも、藤沢市が契約している指定医療機関による接種が可能な場合があります。市外の施設等であっても、藤沢市が契約している指定医療機関が接種する場合は、依頼書の申請は不要です。
- 定期予防接種実施依頼書交付申請書(PDF:82KB)を藤沢市健康づくり課に提出してください(郵送可)。書き方見本(PDF:95KB)。申請は電子申請もできます。
- 藤沢市から依頼書を交付(郵送)します。
- 依頼書を接種する医療機関に提出してください。
接種に使用するワクチン
ワクチンは、国の審議会等で有効性や安全性が確認され、薬事承認されたものを使用します。
なお、接種可能なワクチンは複数の製薬会社から販売されており、医療機関によって使用するワクチンが異なります。各医療機関が接種に使用するワクチンを市で把握していないため、ご希望のワクチンがある場合は、接種前に医療機関へご自身でお問い合わせください。
使用可能なワクチン
1.コミナティ筋注【ファイザー株式会社】<mRNAワクチン(抗原株:SARS-CoV-2オミクロン株LP.8.1)>
2.スパイクバックス筋注【モデルナ・ジャパン株式会社】<mRNAワクチン(抗原株:SARS-CoV-2オミクロン株LP.8.1)>
3.ヌバキソビッド筋注【武田薬品工業株式会社】<組換え蛋白ワクチン(抗原株:SARS-CoV-2オミクロン株LP.8.1)>
4.ダイチロナ筋注【第一三共株式会社】<mRNAワクチン(抗原株:SARS-CoV-2オミクロン株XEC)>
5.コスタイベ筋注用【MeijiSeikaファルマ株式会社】<mRNAワクチン(レプリコン)(抗原株:SARS-CoV-2オミクロン株XEC)>
接種当日の注意事項
- 接種当日には、医療機関からの説明書や予診票をよく読んで、接種の必要性や副反応についてよく理解しましょう。
- 新型コロナワクチンは接種後15分から30分程度の間に急な副反応が起こることがあります。接種後は一定時間医療機関で待機するなど、接種した医師とすぐに連絡がとれるようにしましょう。
副反応について
高齢者新型コロナワクチン予防接種は、接種後の副反応として、注射した部分の痛みや腫れ、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
各ワクチンの主な副反応は次のとおりです(出典:厚生労働省ホームページ)
- まれな頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。もし、アナフィラキシーが起きたときは、医療機関ですぐに治療を行うことになります。また、mRNAワクチンでは、頻度としてはごくまれですが、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。心筋炎や心膜炎の典型的な症状としては、ワクチン接種後4日程度の間に、胸の痛みや息切れが出ることが想定されます。こうした症状が現れた場合は、すみやかに医療機関を受診してください。
- 接種後に副反応と思われる症状が出てお困りの場合は、まず、接種医またはかかりつけ医へご相談ください。なお、意識障がいや呼吸困難などの重篤な症状の場合は、119番で救急車を要請してください。
- 全国では前述の症状以外の副反応に係る報告もありますが、新型コロナワクチンを含むすべての定期接種に係る副反応疑いの状況は、国の審議会において定期的に確認及び評価が行われています。詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください。
- 令和6年度から開始した高齢者新型コロナワクチン予防接種(定期接種)に係る本市の副反応疑い報告はありませんでした。なお、令和3年から令和6年3月まで実施した臨時接種に係る藤沢市民の副反応疑い報告については、次のページをご参照ください。
健康被害救済制度
すべての予防接種では健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、被害をなくすことはできないことから、国による救済制度が設けられています。
任意接種について
定期接種の対象者以外の方でも、任意接種として全額自己負担で接種ができます。
なお、任意接種の接種時期を市が指定することはありません。
また、接種ができる医療機関や接種金額について市で把握していませんので、ご自身でかかりつけ医やお近くの医療機関にお問い合わせください。
新型コロナワクチンに関するお問い合わせ
新型コロナワクチン接種に関するよくある質問
藤沢市における新型コロナウイルスワクチンの接種に関するよくある質問については、藤沢市公式のFAQサイト「藤沢市市民ポータルサイト-ふじまど」に掲載しています。
【藤沢市市民ポータルサイト-ふじまど】(外部サイトへリンク)
回答内容は掲載時点での情報であり、予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
また、厚生労働省のホームページにも、新型コロナワクチンに関するQ&Aが掲載されています。
国の予防接種に関するお問い合わせ窓口
【感染症・予防接種相談窓口】
電話番号:0120-995-956(フリーダイヤル)
受付時間:平日午前9時から午後5時まで(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)
対応言語:日本語のみ
国の検討状況について
新型コロナワクチン予防接種については、国の審議会で検討、決定されています。
詳細については、国のホームページをご覧ください。
情報の発信元
健康医療部 健康づくり課 健診・予防接種担当 予防接種係
電話番号:0466-21-7351(直通)
ファクス:0466-28-2280