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更新日:2023年11月13日

火山災害対策について

日本は111の活火山を有する世界有数の火山国です。

藤沢市に火山はありませんが、富士山が噴火した場合、16~30cm程度の降灰による被害が発生する恐れがあります。また、箱根山が噴火した場合も、降灰の恐れがあります。

富士山や箱根山ですぐに大規模な噴火が起こるような兆候は、現時点でありませんが、万が一噴火しそうになったり噴火が始まったりしたときに備えて、火山災害対策の知識を深めましょう。

富士山宝永噴火時の藤沢市の被害

1707年(宝永4年)12月16日の昼前頃に富士山頂南東側5合目付近で始まった宝永噴火は、1708年1月1日の未明まで約16日間続きました。噴火に伴って上空に立ち上った噴煙は、成層圏の強い西風に流され、火口から東側の地域に大量の火山礫・火山灰が降り続けました。

藤沢市羽鳥では、0.6~0.9尺(1尺=30.303cm)の降灰があったとされています。

文書に残る江の島での記録

日 付

推 移

12/16 夕方 大きく雷が鳴り、石が降り始める
    夜 おびただしく雷鳴があり、降砂・空振のため戸や障子が響く
12/17 朝 少し晴れる
    昼

10~12時過ぎよりおびただしく雷鳴と空振・降砂。月夜より暗くなり燈をともす

    夕方 終日降砂続き、雷鳴強く響く
12/18  降砂と雷鳴はいったん止んだが、夜から再び雷鳴と震動

 

江の島の知行所の名主・年寄から出された被害訴え

降下火砕物のために海底が浅くなり、生活の糧であった漁業がすっかりできなくなった。特に江の島は沖合漁業よりもエビ・アワビ・サザエ・海苔・ワカメなどの海産物を取る磯漁を主としていたのでその被害は特に酷かった。(藤沢市史第5巻通史編)

 降灰の想定

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富士山が大規模な噴火が発生した場合の降灰深の想定(出典:富士山火山防災マップ)

降灰があると...

30cm→水を含んだ火山灰の重さによって、木造家屋が倒壊する恐れがあります。

10cm→雨が降ると川や谷筋で土石流が発生しやすくなります。

 2cm→目・鼻・喉などの異常を訴える人が多くなります。

 0.5cm→自動車の運転が困難になるなど、交通機関に影響がでる恐れがあります。

万が一、降灰が発生したら

  • 灰を吸い込まないように、マスクを着用する。
  •  灰による炎症をふせぐため、灰が皮膚にふれないように長袖長ズボンを着用する。
  • コンタクトレンズに灰が付着すると、レンズを外す際に角膜を傷つけてしまう恐れがあるため、コンタクトレンズは外し、眼鏡を着用する。



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情報の発信元

防災安全部 防災政策課

〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎7階

電話番号:0466-50-8380(直通)

ファクス:0466-50-8437

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