ページ番号:10257
更新日:2025年5月30日
ここから本文です。
胃がんリスク検診(ABC検診)
胃がんリスク検診(ABC検診)について
藤沢市は、胃がん検診の受診率の低下や将来の医療費の削減のため、平成26年8月から「胃がんリスク検診(ABC検診)」を実施しました。この検診は、胃がんの発症リスクを検査するもので、胃がんそのものを発見する検診ではありません。
胃がんの危険因子として最も重要とされているのは、ヘリコバクター・ピロリ菌感染です。ピロリ菌陽性者は陰性者に比べて、発生する胃がんのリスクが5倍以上であるといわれています。陽性だった場合に除菌治療を行うかどうかは、内視鏡で胃の状態をみてからの判断になります。そのため要精密検査と判定された方は、胃内視鏡検査(保険診療)を受ける必要があります。
5歳刻みの方を対象に実施しているため、毎年できるわけではありませんので、受診券が届いた方はぜひ、受診していただき、胃がんになりやすいかどうかを検査してください。
検診を受診する際は、受診予定の医療機関と十分ご相談の上、受診時期を検討してください。
対象者
令和7年度の対象者
4月1日から翌年の3月31日までに、40・45・50・55・60・65・70歳の誕生日を迎える方
対象年齢 | 生年月日 |
40歳 | 昭和60年4月1日~昭和61年3月31日生まれ |
45歳 | 昭和55年4月1日~昭和56年3月31日生まれ |
50歳 | 昭和50年4月1日~昭和51年3月31日生まれ |
55歳 | 昭和45年4月1日~昭和46年3月31日生まれ |
60歳 | 昭和40年4月1日~昭和41年3月31日生まれ |
65歳 | 昭和35年4月1日~昭和36年3月31日生まれ |
70歳 | 昭和30年4月1日~昭和31年3月31日生まれ |
対象外となる方
- 過去に藤沢市の胃がんリスク検診を受診した方。胃がんリスク検診の受診歴のある方、対象年齢でない方は受診券に氏名の記載がありません。
- 次に該当する方。数値が正確に出ないため、受けることができません。
- ピロリ菌除菌治療を過去に受けたことがある方
- 胃の切除術を受けたことがある方
- 腎不全(クレアチニン3.0mg/dl以上)の方
- 胃や十二指腸疾患で治療中であり、定期的に内視鏡検査を受けている方
実施時期
- 6月1日から10月31日まで(指定医療機関の休診日を除きます。)
検診内容
- 血液検査(ペプシノゲン量、ヘリコバクター・ピロリ菌抗体)
受診方法
- 指定医療機関に、あらかじめ電話等で確認してください。予約が必要な医療機関もあります。
- 検診当日は、受診券と健康保険証などの氏名等が確認できるものをご持参ください。
- 対象者の方には5月下旬に受診券を送付いたします。
- 指定医療機関以外での受診は全額自己負担になりますので、ご注意ください。
- 受診券を紛失された方は、電子申請(外部サイトへリンク)で受診券の発行依頼ができます。
令和7年度の再発行は、6月2日(月曜日)から受付
ペプシノゲンとは
胃の粘膜から分泌される酵素「ペプシン」の元になる物質で、胃の粘膜が萎縮するとその値も低下します。
ペプシノゲンのほとんどは胃の中に分泌されますが、一部、血液中に流れ出すことから、血液検査で確かめることができます。
ヘリコバクター・ピロリ菌とは
ピロリ菌は胃の粘膜に好んで住みつき、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、さまざまな胃の病気になりやすいことが確かめられています。
自己負担金
- 1,000円
自己負担金免除
次のいずれかに該当し、費用の免除を希望される方は、受診当日に医療機関窓口にお申し出ください。さかのぼりの申し出や後日、返金することはできません。
生活保護受給者の方 | 医療機関の窓口に生活保護受給証明書をご提示ください。 |
支援決定がされた中国残留邦人 | 藤沢市が発行した本人確認証をご提示ください。 |
リンク
情報の発信元
健康医療部 健康づくり課 健診・予防接種担当 がん検診・健診係
〒251-0022 藤沢市鵠沼2131番地の1 藤沢市保健所3階
電話番号:0466-21-7344
ファクス:0466-28-2280