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更新日:2024年4月1日
藤沢市は、胃がん検診の受診率の低下や将来の医療費の削減のため、平成26年8月より「胃がんリスク検診(ABC検診)」を実施しました。
この検診は、胃がんの発症リスクを検査するもので、胃がんそのものを発見する検診ではありません。
胃がんの危険因子として最も重要とされているのは、ヘリコバクター・ピロリ菌感染です。
ピロリ菌陽性者は陰性者に比べて、発生する胃がんのリスクが5倍以上であるといわれています。
陽性だった場合に除菌治療を行うかどうかは、内視鏡で胃の状態をみてからの判断になります。
そのため要精密検査と判定された方は、胃内視鏡検査(保険診療)を受ける必要があります。
5歳刻みの方を対象に実施しているため、毎年できるわけではありませんので、受診券が届いた方はぜひ、受診していただき、胃がんになりやすいかどうかを検査してください。
※検診を受診する際は、受診予定の医療機関と十分ご相談の上、受診時期を検討してください。
4月1日から翌年の3月31日までに、40・45・50・55・60・65・70歳の誕生日を迎える方
※過去に藤沢市の胃がんリスク検診を受診した方は対象外です。胃がんリスク検診の受診歴のある方、対象年齢でない方は受診券に氏名の記載がありません。
ただし、次に該当する方は数値が正確にでないため、受けることができません。
6月1日から10月31日まで(指定医療機関の休診日を除きます。)
血液検査(ペプシノゲン量、ヘリコバクター・ピロリ菌抗体)
1,000円
生活保護受給者と支援給付の決定がされた中国残留邦人の方は無料です。
生活保護受給者の方は生活保護受給証明書、中国残留邦人の方は藤沢市が発行した本人確認証を提示してください。(さかのぼりの申し出や返金はいたしません)
指定医療機関以外での受診は全額自己負担になりますので、ご注意ください。
胃の粘膜から分泌される酵素「ペプシン」の元になる物質で、胃の粘膜が萎縮するとその値も低下します。
ペプシノゲンのほとんどは胃の中に分泌されますが、一部、血液中に流れ出すことから、血液検査で確かめることができます。
ピロリ菌は胃の粘膜に好んで住みつき、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、さまざまな胃の病気になりやすいことが確かめられています。
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