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更新日:2024年5月30日
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旧近藤邸
旧近藤邸は、関東大震災の直後の1925年(大正14年)、藤沢市辻堂の松林に別荘として建てられました。当時の和洋折衷の代表的な建物といわれています。建て主の近藤賢二氏没後、所有者が変わり、老朽化に伴って取り壊しが決定されましたが、保存を望む声が近隣の住民や建築家から起こりました。「旧近藤邸を守る会」を中心とする1年余りの保存運動の結果、藤沢市によって移築保存されることになりました。1981年3月、藤沢市民会館の前庭に移築され、今日に至っています。
設計者・遠藤新
旧近藤邸の玄関側から見た写真
旧近藤邸を設計した遠藤新は、1914年(大正3年)に帝国大学を卒業後、帝国ホテル(旧館)の設計で知られるアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトに6年間師事し、その思想を学ぶと同時に、日本の生活と風土に合わせた独特の様式を編み出しました。常に建築と人間との調和を考え、西欧の模倣ではない「真の日本の住宅」を追い求めた遠藤新の精神を、旧近藤邸の随所に読みとることができます。
所在地
神奈川県藤沢市鵠沼東8番1号
見学時間
午前9時から午後5時まで
見学方法
事前予約は必要ありません。また、入場は無料となっています。
見学される際は、旧近藤邸の前にある藤沢市民会館内 文化芸術課事務所までお声がけください。
休館日
- 月曜日(ただし、月曜日が休日にあたる場合は開館)
- 休日の翌日(ただし、休日の翌日が土・日・休日にあたる場合は開館)
- 12月28日~1月4日
情報の発信元
生涯学習部 文化芸術課
〒251-0026 藤沢市鵠沼東8番1号 藤沢市民会館内
電話番号:0466-23-2415(直通)
ファクス:0466-25-1525