キャベツ

ふじキュンメモ
「春キャベツ」です。藤沢市のキャベツ栽培は昭和3~4年頃には全盛を迎えましたが、その後ヨトウムシの大被害にあい減少しました。
当時、ヨトウムシの防除は箸でつまんで取り除いていたそうです。気の遠くなる作業ですね。
終戦後、キャベツ栽培が復興したのは昭和25年頃からで、病害虫防除の確立や食生活の改善による消費拡大に伴って栽培面積が拡大していきました。
昭和51年には国の指定産地となり、県内市場や東京市場に出荷されています。「春キャベツ」の代表的な品種は「金系201号」です。昭和40年代から主力品種として定着し、今でも作り続けられているロングセラー商品です。
本市の「春キャベツ」は「秋まき春どり」が基本で、だんだん寒くなってきて虫の活動が少なくなってきた頃に種をまき、虫が活発に動き回る前に収穫時期を迎える作型なので、農薬の使用を最小限にとどめることができます。
旬の時期
4~5月及び11~12月
販売時期春(4-6月) 秋冬(11-12月)
販売場所JAさがみ直売所、農家直売、スーパー
ふじキュンメモ
「藤沢のキャベツって春じゃないの?」と思う方もいると思いますが、実は秋のキャベツもおいしいんです。
藤沢の秋キャベツは「しずはま」という品種が主流ですが、この「しずはま」歯切れがよくてとてもおいしい品種なんです。
しかも、この土地にあっているらしく、藤沢で栽培された「しずはま」は、他産地のものより品質がいいといわれています。(関係者談)(2018/11)

藤沢産利用推進店
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「キャベツ」をお店で食べる
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